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プジョー3008GTライン デビューエディション(FF/6AT)【試乗記】


毎日を豊かにするSUV

クルマの実用性能には一家言を持っているプジョー。彼らが本腰を入れて作ったSUVとなれば、期待はおのずと高まるというものだ。新型「プジョー3008」の限定モデル「GTライン デビューエディション」に試乗し、その“実用車力”を探った。

実用性能に期待

プジョー車の走行感覚を日頃から好ましいと評価しているファンが、なぜもっと早くからプジョーはSUV市場に参入しなかったのだろう、という思いを持つのはもっともなことだ。それもあって3008への期待は大きい。

プレス試乗会は、山梨県の身延山に近い南アルプス山麓の早川町オートキャンプ場で行われた。ここにはオフローダーの試乗によく使われるコースも付設されている。3008はFF二輪駆動であるし、本格的な泥遊びは無理なんじゃないかと思ったが、プジョーは路面からの大入力に対するボディー剛性の高さや、大きくストロークさせるサスペンションの接地性の良さなどをアピールしたかったのだと思う。

もちろん絶対的な駆動能力の点では4WDにかなうはずもないが、競技レベルではなく実用域の範囲で、凸凹ラフロードを走らせる意味は大いにある。ヒルディセントコントロールを備えるアンチロックブレーキなど、低ミュー急勾配路での降坂など見せ物的な技も披露してくれるはずだ。それなりの期待を持って試乗会に臨んだ。

3008はベースが「308」であり、そもそもの走行性からして好ましい実用性能感覚がある。プジョーの持つ実用感覚とは、特別に頑丈で強固に見せる外観でもないし、ことさらスポーティーな雰囲気を強調するものでもないが、実際に使ってみれば堅牢(けんろう)であるし、ドライバーの意思に即応する手ごたえがあり、直進性と安楽な乗り心地は歴史的にも継承されている美点である。筆者は個人的にもプジョーとの付き合いは長く、かつて「504」「404」「406」「306」を購入したことがある。そして「106」を欧州で1年間借りて8万4000km走った経験もある。...

提供元:webCG

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