薄毛・抜け毛に関する意識調査や実際の治療現場レポート、巷でささやかれる「髪にまつわる都市伝説」など、さまざまな角度で「AGA治療」を紹介してきましたが、いろんな疑問は解消されましたか？
特集の最後は、正木院長にお話を伺って「AGAの兆候」などをまとめた『セルフチェックシート』を作成してみました。
全10項目のなかで、あなたは何個チェックが付きましたか？ チェック結果に目を通し、気になる人は、最寄のAGAクリニックに一度足を運んでみては？
現在、AGA（エージーエー）の人は全国で1260万人といわれています。
正木院長に最近の患者さんの傾向を伺うと、「男性の美意識の高まりと相まって、薄毛に悩んでいる人が増えたように感じますが、実際の患者数としては、急激に増えたとういうことはありません。治療をスタートされるのは、20代後半から30代の方が多いですね」。
また、カウンセリングに来た患者さんのなかには、『AGAの進行が気になるから、タバコをやめました』、『最近、海藻を食べるようにしています』など、因果関係がはっきりしないウワサや迷信を信じて、自己流のケアを続けてきた人もいるとのこと。
「食べ物やストレスが、直接AGAの原因となることはありません。ですが、情報が錯そうして、間違ったセルフケアをされる方は多いです。頭皮の脂がAGAの原因と思い込み、皮脂を取り過ぎて地肌を痛めるというケースも見受けられますね」と語る。
「もし家族や友人から髪のことを心配されたり、ご自身も気になるなら、一度話を聞きに来てほしいです。話を聞いただけで安心できる事もありますからね。例えば、自分の症状は軽い風邪なのか、もしくはインフルエンザなのか？ インフルエンザなら、市販薬で治そうとする人はいませんから。AGAも同じですよ」と、呼びかけた。
