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本田翼『もうちょっと挑戦してみたい気持ちが残った』

人気フラッシュアニメの劇場版第7弾『鷹の爪7(なな) 〜女王陛下のジョブーブ〜』で本田翼が声優に初挑戦! しかも、いきなりの1人7役!! ドラマやCMに多数出演し、その美貌をテレビで見ない日はない本田が、声の仕事にどう挑んだのか? インタビュー中とつぜん恥ずかしがりだした意外なツボとは!?

思い描いていたイメージと全然違っていた

――本田さんはマンガ好きでも知られていますが、アニメの方は?
本田そこまでたくさん観るわけではないです。でも、『鷹の爪』は4年ぐらい前から観ていました。ユルくてシュールで楽しい作品だなって。

――好きなキャラクターもいます?
本田吉田くんはちょっと怠慢な性格ですけど(笑)、憎めない印象があります。

――声優の仕事は自分がやるイメージはありました?
本田興味はありましたけど、まさかいきなり7役もやらせていただくとは思っていなくて(笑)。

――ですよね(笑)。FROGMAN監督が「真剣に取り組んでくれた」と話していましたが、事前の練習もけっこうしました?
本田もちろん練習もしましたけど、それぞれのキャラクターをしっかりイメージしようとしていました。でも、キャラクターの画を見せてもらったら、思い描いていたイメージと全然違っていたり(笑)。そこでまたいちからFROGMANさんと考えました。

――とくにイメージと違っていたキャラクターというと?
本田花屋さんかな。女性でオバサンくらいの人かと思っていたら、金太郎みたいな格好の男性でした(笑)。

――ヒロインの睦美は一番ナチュラルだったかと思いますが、『鷹の爪』シリーズ独特のひょうひょうとした感じは意識しました?
本田それもFROGMANさんとお話しました。睦美は基本的に、そんなに自分と変わってなくていいと言っていただいて。普通に会話をするなかでツッコミを入れるのを、いかにナチュラルにやるか考えました。

――吉田くんが「カツカレー、カツ抜きで」と注文したりするのを受けて。
本田私も「普通にカレーと言えばいいのに」と内心思っていましたけど(笑)、そこであまり狙いすぎず、さり気なくツッコむという。

――社長秘書の今川だったら、どんなことを心がけました?
本田ちょっと妬みのある、ねっとりしたオバサンのイメージ。そこは画ともピッタリ合っていました。

――セリフはひと言、ふた言の役もありましたが、そういう役でもちゃんとイメージを作って?
本田そうですね。すごく楽しかったので。記者Aなら、自分が会見に出ているときの記者さんの様子とか、フォトセッションでの「こっち向いてください」みたいな言い方をイメージしました。

――一番難しかったのが……。
本田ハンドドライヤーですね。機械の役なので(笑)。でも、あれ以外にやりようもなくて。思い切り息を吸って、吐く。「ブオー」なのか「バオー」なのか(笑)、出だしを少し変えるぐらいで、何パターンかやってみて、FROGMANさんと「どれがいいかな? それかな?」って決めました。

――やっぱり同じ演技でも、ドラマや映画とは違いましたか?
本田まったく別ものでした。ドラマだと全身を使って演じるところを声だけでやって、自分の表情でなくアニメの画の表情に合わせるのも難しかったです。

――なかなかOKが出なかったシーンも?
本田それがけっこうスムーズに行きました。

――FROGMAN監督も声優としてのセンスを評価されていました。
本田どうなんでしょう? 楽しかったし、もうちょっと挑戦してみたい気持ちは残りましたね。

――それこそ、好きなマンガがアニメ化されたら、演じたいとか?
本田いえ……。私はできれば、趣味は仕事にしたくなくて(笑)。

声だけ聴かれて恥ずかしかったです(笑)

――完成した作品を観て、どんなことを感じました?
本田恥ずかしかったです(笑)。顔が出なくて声だけ聴かれて「どう思われるんだろう?」とか。自分で「こういう声をしてるんだ」というのも、改めて思いました。思ったより高かった感じ。

――もともと自分の声については、どう思っていたんですか?
本田自分ではわからないんですけど、「特徴のある声だね」とよく言われます。街を歩いているときも、声で私だと気づいていただくこともあって。

――CMやドラマに出ている自分を観るぶんには、もう慣れたでしょうけど。
本田いや〜、もっと恥ずかしいです。とくにCMは不意打ちでくるから「あっ……」となって(笑)。恥ずかしくて、急にほかのことを始めたりしてしまいます(笑)。

――今回『鷹の爪7』にキャスティングされた理由のひとつが、本田さんの“1日に同じ事務所の7人のスカウトマンに声を掛けられた”伝説との“7”つながりだそうですが、たぶんその日に限らず、スカウトは何度もされていたんですよね?
本田都心に遊びに行くとお名刺をいただくので、母に「また今日ももらったよ」って報告していました。

――他には7という数字にゆかりはありますか?
本田“ラッキー7”という言葉もあるので、何となく好きな数字です。傘立てとか、7番が空いていたら何気に選んでいたり(笑)。

――ムチャぶりですが、休みの日の夜7時には何をしていることが多いですか?
本田テレビを観ているかな? おうちにはいたいタイプです。友だちと食事に行ったりする日は別ですけど、基本的には7時までには帰って、マンガを読んだりしながら家でゆっくりしたくて。高校生のときは門限が8時で、私は7時までには絶対帰っていたので、習慣ですかね?

――高校生の頃って、その門限を破りたがりませんでした?
本田私はなかったですね。「そんな遅い時間まで帰らないで、何をするんだろう?」って感じで(笑)。

――7時に帰れば、自分の出演ドラマもリアルタイムで観られると思いますが、本田さんはもともとモデルから仕事を始めつつ、この1年は連ドラ出演も続いています。演技に対する考え方や取り組み方が変わった面もありますか?
本田1年前と比べたら、現場で心のゆとりを持てるようになりました。前は台本を覚えるのにいっぱいいっぱいで、共演者の方とも全然おしゃべりできなかったんです。今は余裕ができてお話できるようになったので、現場を楽しく感じるようになりました。

――4月に『鷹の爪7』が公開されたら、自分でも映画館で観たい気持ちはありますか?
本田考えていなかったですけど、いいですね。無料(注)ですし(笑)。大きいスクリーンで大きい音だと迫力も違いますし。でも、他のお客さんに「自分で観に来てる」とバレたら恥ずかしいかも(笑)。

――春ということで、何か新たに始めたいことはありますか?
本田何かな……。今のところないですけど、お花見はしたいです(笑)。高校生の頃は地元で公園が近くてお花見していたけど、最近は全然やってないから、今年こそは久々に。

――今は仕事以外で、本田さんが心を奪われることはあまりない感じですか。
本田そうかもしれません。マンガぐらいかな(笑)。私、興味を持ったら「それ何? やってみたい!」ってなるんですけど、心に響くものとなかなか出会えていません。

――過去に響いたのはどんなものでした?
本田趣味とは違いますけど、ムーミンにけっこうハマりました。去年の夏ごろかな? 母がムーミンの何かを持っていて、「可愛いかも!」と思って、グッズをたくさん買いました。今も継続していて、家のあちこちにムーミンがいます(笑)。

――では、最後に改めて『鷹の爪7』の見どころを紹介してください。
本田私の演じた睦美は吉田くんとの絡みが多くて、“ボケにツッコむ”やり取りが好きなところです。全体的にフラッシュアニメの独特の雰囲気を残しつつ映画になって、『鷹の爪』ファンの人にはたまらないと思うし、新しく観る方もきっと好きになっていただける内容ではないかと。何よりもタダなので(笑)。ジョブーブがおごってくれるので、ぜひ観てください。

注:『鷹の爪7 〜女王陛下のジョブーブ〜』は無料公開される。
(文:斉藤貴志/写真:片山よしお)

映画『鷹の爪7(なな) 〜女王陛下のジョブーブ〜』

 ある日、仕事に憧れを抱くジョブーブは、小泉鈍一郎というハンドドライヤーの風圧点検師に出くわす。ジョブーブは彼と一緒に満足のいく勤労生活を過ごしていたが、突然彼らが地球にエコな世界征服を標榜する「鷹の爪団」という組織だと宣告される。無事組織の仲間入りを果たしたジョブーブだったが、鷹の爪団は取引先で事件の巻き添えを食い……。

【公式サイト】
2014年4月4日(金)全国ロードショー
(C)ET7

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映画『鷹の爪7(なな) 〜女王陛下のジョブーブ〜』公式サイト

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