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水原希子 『もっと意識を上にもっていかないとダメになる』

2013年はNHK大河ドラマ『八重の桜』への出演など、さらなる大きなステージへと活躍の場を広げ、女優としても女性としてもあふれんばかりの輝きを放っている水原希子。そんな水原に、初めての挑戦が多かったという2013年への思いと、新しい年へ向けての決意を聞いた☆ 2014年一発目は『トリック劇場版 ラストステージ』に出演! “トリック”3週連続インタビュー連載第1弾に登場!!

だんだん頭がクラクラしてきちゃって(笑)

──歴史ある人気シリーズ『トリック』に出演した水原さん。お話を受けたときはどんなお気持ちでしたか?
水原誰もが知っているシリーズなので、「わあ、『トリック』に出るんだ」と、驚きと喜びが混ざった気持ちでした。台本をもらう前に最初のドラマシリーズを観て予習していたんですけど、いざ台本を読んだら初期のエピソードとリンクしている部分がけっこうあるのがわかったんです。それだけで感動しました(笑)。

──呪術師という役どころは、いかがでしたか?
水原最初に聞いたときは「え、呪術師?」と思ったんですけど(笑)、わりと気構えずに楽しみにしていました。ただ今回、マレーシア語を話す役だったんです! セリフは全部カタカナで書かれているし、発音やイントネーションも覚えなきゃいけなくて。そのことがわかってからはもう、心が落ち着かなくなっちゃいましたね(笑)。撮影が始まる2週間前に台本とテープをいただいたんですけど、どういうふうに演じようとか考える前に、「まずマレーシア語をなんとかしないと!」という感じでした(笑)。だって、マレーシア語を聞くことってなかなかないですよね。しかも台本の文字と、実際に耳で聞いた音が微妙にちがったりしたんです。できるだけネイティブの発音に忠実に合わせたいと考えていたので、自分で聞いた音を改めて書き起こしていました。村で信頼されている呪術師なのに、言葉がヘタだったらちょっと恥ずかしいじゃないですか(笑)。発音だけはキレイにしようと、とくに意識して準備しました。ただ、集中して長時間その作業をしているとだんだん頭がクラクラしてきちゃって(笑)。貴重な経験だったなあと感じてます。

──初の堤幸彦監督の現場はいかがでしたか?
水原楽しかったです。堤監督はすごく優しいですし、一緒にマレーシアでロケをした方々もみなさん、私がすぐにチームに馴染めるように温かく迎えて下さって。だけど楽しさプラス、スリリングな面もありました。例えば、私のセリフの一部に日本語があったんですけど、その場でそれを全部なまらせようということになったんです(笑)。「こんな風にしたらおもしろいよね」とセリフごとにわかりやすく説明して下さったので、それを頭に叩き込んで、前日にホテルで必死になって練習しました。そういうアイデアが現場で出てくることが私にとってはすごく新鮮で、スリリングでしたね。それから、コメディならではの独特の明るいムードが漂う現場も初体験でおもしろかったです。

──以前のインタビューで、役の予備知識をあまり入れ過ぎず、現場で得た感覚を投影するとおっしゃっていましたが、今回もそういう意識で臨まれたんですか?
水原今回に関しては、ベースがかっちり出来上がっている役だったので、素直にそのなかに入った感じでした。衣装やメイクは現場に入るまでわからなかったので、逆に準備段階ではセリフのことにだけ集中できたんです。ひとつのフレーズを嬉しそうに言ってみたり、謎めいた雰囲気で言ってみたり。時々大声で言ってみたりもしていたので、はたから見たら変なひとに見えたんじゃないかな(笑)。いろいろなパターンを試してどんな演出にも対応できるようにしていました。

人としての器の大きさが追いつけない!?

──そんな難役を経験した後に、NHK大河ドラマ『八重の桜』の撮影に入られたんですよね。知性的な捨松役、素敵でした。
水原そっちもまた別の難しさがありました。ドラマのなかで年を重ねて行く役だったので、年齢ごとにお芝居をどう変化させて行けばいいのか悩んでしまって。今の自分と近い年齢はやりやすかったんですけど、30歳を超えた頃から徐々に難しくなってきました。「人としての器の大きさが追いつけない!」って悩んだりしていました(笑)。でも『トリック劇場版 ラストステージ』の経験も自分の自信として蓄積していたので、その点はよかったです。

──2013年はさらに仕事の幅も広がった年だったと思います。改めて振り返ってみていかがですか。
水原怒涛の1年でした。落ち込んだこともあったけど、割とずっと楽しかった印象が強いかな。初めて経験することも多くて、モデルとしては念願だったワールドキャペーン、DIESELとPhillip Limのふたつが決まって嬉しかったです。Olympia Le Tanのパリで行われたショーにも出られたし、好きな雑誌や好きな写真家さんとのお仕事も実現したりと、自信を持てた1年でした。でもモデルとして満足できた反面、女優としては未熟さを感じた1年でもありましたね。自分の映像を観て「恥ずかしい!」と目を覆いたくなることも多かったし、より多くの経験を積まなきゃ、勉強しなきゃと思わされたことばかりでした。


──では2014年はどういう年にしたいですか?
水原勉強の年にしたいです。女優面での意識の低さを痛感したので、演技レッスンや語学の勉強も含めて、まず意識を高く持ちたい。難しいことだけど、今よりもっと上の方に意識を持っていかないとダメになる、がんばらなきゃと思っています。

──女優業がモデル業にプラスになっていると感じることはありますか?
水原あります。経験の幅が自信になって、表情に余裕が出ますね。あと、モデルとして壁を感じていたことが、女優の仕事を経験した後で急に道が開けたりするんです。写真が自分のイメージ通りにならなくて「どうしてだろう?」と思うこともたまにあるんですけど、そういう疑問に対する答えもふと見つかったりします。ずっとモデル1本だったら持てなかった視点を得ることが出来るので、お芝居の経験は役に立っていると感じています。

──今年、プライベートでやりたいことはありますか?
水原自分のことをする余裕があるかな(笑)。でも、「ま、いっか」って思っちゃうクセを無くしたいです。それから、お休みの日にストイックに体作りに取り組んだりもしたいな。

──余談ですが昨年、水原さんがデザインした服をビヨンセが着たというニュースもありましたね。
水原そうなんです! 本来日本でしか売っていない服なのに、いろいろな偶然の出来事が重なって、ビヨンセが着ていたんです! 私、生まれ変わったらビヨンセになりたいと思っているくらい大好きで。だから最初に写真を見た時は「え!?」って(笑)。しかもすごくかっこよく着こなしていて、ため息が出ちゃいました。このニュースは、将来子どもに自慢できることリストに入りました(笑)。

──水原さんは、縁というか、引きの強さをもっていますよね。近い将来本人とも会えそう。
水原いや〜っ泣き崩れるかもしれない!! 一番好きな人だから、会えたらもうどうなってもいい(笑)。
(文:奥浜有冴/撮り下ろし写真:逢坂 聡)

<インタビュー連載>
第2弾:仲間由紀恵&阿部寛『バカバカしくもあり、涙も笑いもあり、哀愁も漂って…』
第3弾:生瀬勝久&池田鉄洋『最後だから言いたい放題!?“やむ落ち”多すぎる?生瀬から池田へ贈る“名言”』

トリック劇場版 ラストステージ

  ある日、上田次郎(阿部寛)のもとに、ある貿易会社社員の加賀美慎一(東山紀之)という男が訪ねてくる。海外の秘境で有望なレアアースの採掘権を獲得したのだが、その地域に住む呪術信仰のある部族が立ち退きに応じず困っている。

 彼らが信奉する不思議な力を持つ呪術師(水原希子)のトリックを見破ることを条件に、研究資金の提供を持ちかけられた上田。例によって例のごとく自称・天才マジシャンの山田奈緒子(仲間由紀恵)を誘い、初めて海を渡る二人。奈緒子と上田は加賀美たち一行とジャングル奥地にある奇妙な集落を目指すが……。

監督:堤幸彦
出演者:仲間由紀恵 阿部 寛 生瀬勝久 野際陽子 水原希子
【映画予告編】 【公式サイト】
全国公開中(C)2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会

関連リンク

<連載第1弾> 水原希子インタビュークラクラしてきちゃって(笑)
<連載第2弾> 仲間由紀恵&阿部寛インタビューまだこんな可能性があった――
<第3弾> 生瀬勝久&池田鉄洋“やむ落ち”多すぎる?
ジャングル奥地の奇妙な集落…映画予告編
『トリック劇場版 ラストステージ』公式サイト

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