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夏帆 SPECIAL INTERVIEW 人生経験としても大切なこと いろいろなことを自分のなかに蓄積するように――

SF×時代劇×ドキュメンタリー!? 斬新すぎる設定ながらテレビシリーズ放送開始以来、根強い支持を集めてきた番組の待望の映画化『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』。そんな同作でタイムワープして謎を解くジャーナリストを演じた夏帆が、独特の雰囲気だったという撮影現場でのエピソード、そして“たくましい女性”を演じる気持ちを明かしてくれた!

慣れるのがすごく大変だった独特のスタイル

──足かけ5年の人気番組発の映画ということですが、テレビシリーズをご覧になったことはありましたか?
夏帆はい。SFと時代劇、そしてドキュメンタリーという3つの要素が合わさっている番組なんてこれまで観たことがなかったので、おもしろいなと思っていました。自分の出演が決まったときはうれしさもあったんですけど、「映画化……? どういう形になるんだろう」という不安も実は同時に湧いてきました(笑)。でもその後、中尾浩之監督やプロデューサーとお話をさせていただいたときに「こういう風にしたい」という構想と熱い思いをお聞きして、すぐに不安は消えていきました。

──監督の熱意を直に感じて、よりしっかりと向き合えるようになったわけですね。
夏帆監督の熱意はすごかったです。それからスタッフのみなさんも、テレビシリーズからの方ばかりだったので、制作陣全員の気持ちが熱かったですね。だからこそ現場には一体感があって、素敵な空気ができていました。

──夏帆さんは劇場版からの参加。完成された『タイムスクープハンター』の世界観へ飛び込む感覚はどういうものでしたか?
夏帆驚いたのが、撮影の進め方が独特なことでした。ドラマなのにドキュメンタリータッチで撮っていくんです。お芝居をあまり細かく区切らずに、カメラを長回しすることが多くて。でもみなさん、ずっとそのスタイルで撮ってこられていて、私以外の方には“おなじみの撮り方”という雰囲気でした。私は慣れるのがすごく大変で(笑)。最初の頃は、要潤さんに「大丈夫? 戸惑ってない?」と優しく声をかけていただいたりしたこともありました。

──主役として長年この作品を引っ張ってこられた要潤さんは、撮影現場ではどんな雰囲気でしたか?
夏帆出演者でありながら、いちスタッフとしての目線も持っていらっしゃった印象が強いですね。やっぱりずっとこの作品をやっているからこそ、作り手としての大きな視点を持っているんだろうなと感じました。初共演だったんですけど、いろいろと気づかっていただいてうれしかったです。

自分との共通点…初めてづくしで戸惑いも

──夏帆さんが演じた細野ヒカリは、未来人でありジャーナリストという役ですよね。
夏帆未来の人、という点は演じる上ではあまり意識はしていなくて、どちらかというとジャーナリストの立場に集中していました。要さんのテレビシリーズでの姿を先に観ていたので、その様子をイメージのお手本にして演じるようにしました。ヒカリは新人時空ジャーナリストという設定だったので、初めてづくしで戸惑いもある。実際に本作初参加の自分自身と、ある意味共通している部分があったので、そこはよかったですね。だけど今回、中尾監督は作りこんだお芝居は望まれていなかったので、あまり決めずに、作り込まずにいこうと心がけていました。

──ヒカリもそうですけど、たくましい女性役を演じたときの夏帆さんが個人的にすごく好きです。『みんな!エスパーだよ!』(テレビ東京で2013年4〜7月放送)の役も気が強い女子高生役で、男子を蹴ったりするシーンもありましたね。
夏帆あのドラマの際は、アクション指導の先生に事前に指導していただいていたんです。予想以上に反響が大きかった役で、改めてテレビの力ってスゴイなあと思わされた作品でした(笑)。今作はそこまで激しいアクションはないんですけど、その代わり「よく走ったなー!」とは思いますね(笑)。

──今後やってみたい役柄などはありますか。
夏帆いろいろやりたいです。とくにコレ、と絞る気持ちはないです。お仕事のジャンルとしても、もともと映画への思いが強い部分はありますけど、他のことも大事にしていきたいと考えています。

──そのために日頃意識していることは?
夏帆とにかく多くの作品を観て勉強するようにしています。あと積極的に旅行に行ったり。それは、もちろん楽しみのひとつでもありますけど、一方で人生経験としても大切なことだと思うんです。そういうことも含めていろいろなことを自分のなかに蓄積するように心がけています。ちなみに最近、友だちと水炊き鍋を食べにいくのにハマっているんです。この暑い時期ですけど、よく友だちを誘っています(笑)。

──すべてのことが糧になるという意識をお持ちなんですね。では最後に、映画の見どころをお願いします。
夏帆まず、テレビシリーズからのファンの方は120%楽しめます! そして初めてという方でも、カッコイイ映像とスピード感に十分魅了されるはず。音も迫力があって、まるでアトラクションに乗るような感覚で楽しめる作品だと思います。

──ちなみに……キーワードが“タイムワープ”ですが、夏帆さん自身が行ってみたい時代は?
夏帆えーっ、いつだろう……。バブルの時代には行ってみたいかな? いろいろな人に話は聞いたことがあるんですけど、実際どうだったのかを自分の目で見てみたいです。みなさんどれほど豪遊していたんだろうって気になります(笑)。
(文:奥浜有冴/撮り下ろし写真:片山よしお)

映画情報

劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日

  “本能寺の変”直後の京都。混乱する庶民にインタビューをする男がいた。彼の名は、沢嶋雄一。タイムワープ技術を使い、あらゆる時代の名もなき人々の営みを記録する未来の機関、タイムスクープ社が派遣した時空ジャーナリストだ。幻の茶器“楢柴”を持つ商人、島井宗叱を取材する沢嶋をトラブルが襲う。

 “未来の武器”を持つ謎の山伏に襲われ、楢柴は滝壺へと流されていく。このままでは歴史が変わってしまう!楢柴を取り戻すため、様々な時代を駆け抜けた沢嶋が最後に訪れたのは、織田信長が天下統一の拠点とするも、謎の焼失を遂げた、安土城“最後の1日”だった――。

監督:中尾浩之
出演者:要潤 夏帆  時任三郎
【映画予告編】 【公式サイト】
2013年8月31日(土)より新宿ピカデリー他 全国公開
(C)2013 TSH Film Partners

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『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』公式サイト

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