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想像以上にキャラクター大国の韓国、唯一のNGは…?「ポケモンパン」や「サンリオ」「ちいかわ」人気で“逆輸入”の動きも
韓国でブーム加熱、ポケモンパンやサンリオ、ちいかわ、おぱんちゅうさぎも人気
「韓国では1990年初頭にポケモンパンが発売され、子どもたちの間で封入シールを集めるのが大流行しました。今回の“ポケモンパン現象”の担い手は、若者〜大人世代になった当時の子どもたちです。韓国では今、空前のレトロブームなんです」
そう語るのは、韓国の最新エンタメ情報を発信するウェブメディア『スポーツソウル日本版』のコウ・ユンチョルさん。日本の若者の間でもレトロブームが続いているが、韓国も同様で「古い喫茶店やネオンの居酒屋が若者で賑わっている」とのことだ。
「なかでも韓国のレトロブームを牽引しているのが、1990年代に進出した日本のキャラクターです。幼い頃に好きだったキャラクターに触れることで、『安心する』といった声があるようで、忙しい日常を癒す存在になっているようです」
そのほか、ちいかわやおぱんちゅうさぎといったSNS発のキャラクターも、日本と時差なく人気を博しており、「アイドルやインフルエンサーがSNSで紹介して火がつくことが増えている」(コウさん)という。
思った以上にキャラクター大国? 唯一NGなのは…
こうした“国産キャラクター”も数多くありつつ、日本のキャラクターにも親しんでいる韓国人は、日本と並ぶキャラクター大好き国民なのだろうか。
「日本のキャラクターでは『クレヨンしんちゃん』が缶ビールとコラボしていたりと、子どもだけでなく大人にもキャラクターが好きなことが伺えます。」(コウさん)
スーパーやコンビニには、さまざまなキャラクターとコラボした食品や飲料、ラーメンといった商品が並ぶのが韓国の日常だ。
「唯一NGなのが下品なもの。たとえば根強い人気のクレヨンしんちゃんも、“ケツだけ星人”は受け入れられていないようです」(コウさん)