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Audibleで“聴くマーベル“? 大阪コミコンに出展、ド迫力の『Marvel’s・ウェイストランダーズ』ワールドに没入!

Audibleを体験する来場者

Audibleを体験する来場者

作品世界にワープ! Audibleで作品を聴いてみる(外部サイト)

来場者も興奮!「没頭できた」「映像が目に浮かぶよう」

  • Audibleを体験する来場者

    Audibleを体験する来場者

 体験者にも感想を聞いた。和歌山から夫婦で来場したという女性は、すでにAudibleの会員。「いつもは移動中などに聴いていますが、じっくり座って聴くとまた新しい感覚。色々なサウンドが聴こえて、没頭できました」。夫は「マッサージチェアに座りたくて立ち寄りました(笑)。マーベル作品はもともと好きなのでつい聴き入ってしまい、続きが気になります」とのこと。

 Audibleに興味があったという神戸の30代女性は、「最近はテレビ疲れで、寝る時に動画を聴いているけれど、それよりストーリーや効果音などもクオリティが高くて面白かった。スター・ロードのAudible独自作品があるんですね」と感心した様子。大阪市内から一人で来場したアメコミファンの高校生は、「ラジオドラマみたいでした。セリフだけでなく、馬の駆ける音や飲み物を注ぐ音など効果音が細かくて、映像が目に浮かぶようでした」と驚いていた。

日本語初の村上春樹のオーディオブックや、著名作家による書き下ろしも

小説、ビジネス書、お笑い、レシピまで…ラインナップをチェック!(外部サイト)
  • 村上春樹作品も日本語で初めてオーディオブック化(画像は『1Q84』)

    村上春樹作品も日本語で初めてオーディオブック化(画像は『1Q84』)

  • オーディオファースト作品、古内一絵『百年の子』

    オーディオファースト作品、古内一絵『百年の子』

 前述の逢阪氏は「Audibleの強みは、世界各国で展開しているため、世界中の皆様に同じストーリーを届けられること。逆に日本のタイトルも世界に配信しているので、今後ハブとして重要な役割になってくるのでは」と期待を込める。

 2022年からは、日本語では初めてオーディオブック化された村上春樹作品が配信された。『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『神の子どもたちはみな踊る』『1Q84』などいずれもファンからの要望が多かった作品で、大森南朋や松山ケンイチら豪華キャストが声優を務めたことでも話題となった。また書き下ろし作品では、川上未映子の『春のこわいもの』(俳優・岸井ゆきの朗読)、三浦しをんの『墨のゆらめき』などがAudible先行、いわゆるオーディオファースト作品として配信された。現在も各出版社とタッグを組んだプロジェクトが進められているという。

 いつでもどこでも聴けるという利便性だけでなく、新たなコンテンツを世に送り出すツールとしての可能性も秘めたオーディオブック。読むか、観るか、聴くか。これからのエンタメは、ライフスタイルや作品の特性に応じた楽しみ方がますます広がりそうだ。

『MARVEL’s・ウェイストランダーズ』

 世界が破滅したあとの未来を描いた最新作。スーパー・ヴィランたちが世界を掌握してから30年後の地球に墜落したピーター・クイル(古田新太)とロケット(多田野曜平)は、コズミック・パワーを生み出すという古代の遺物ブラック・ボルテックスを探すミッションに立ち向かう。リゲル帝国から来たレコーダー・愛称「コーラー」(青木瑠璃子)、地球を支配するドクター・ドゥーム(子安武人)、永遠の若さを保つテレパスのエマ・フロスト、ならず者の集団ゴースト・ライダーズ、血に飢えたクレイブン・ザ・ハンターが登場。Audibleより2023年6月28日に全10話がポッドキャストとして独占配信され、Audible会員は追加料金なしで楽しめる。スター・ロード編以降は、ホークアイ、ブラック・ウィドウ、ウルヴァリン、ドゥームらが主役となり5 シリーズ続く予定。

Amazonオーディブル

 世界10か国(米・英・独・仏・豪・日・伊・加・印・西)でサービス展開するオーディオエンターテインメントサービス。日本では月額1500円でオーディオブックやポッドキャストなど12万以上の対象作品が聴き放題に。
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(写真:南慎一郎/エフログ 原稿:猫田しげる)

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