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「YouTuberではない」手越祐也、再生数をあげつらう声への思いと音楽への信念「言われるうちが華」
アルバムで描く“新境地”…批判への思いは?「書いてもらえるだけありがたい」
手越祐也 そのときも「安定なんていらない」と思っていたので(笑)、そのスタンスは今と変わっていません。ただ当時は、周囲がオートマチックに動いてくれていたので、自分は決められた枠組みの中で高得点を取ることに注力していました。今は完全マニュアルなので、もがき方が全然違いますよね。
――そんな「モガケ!」も収録された、ニューアルバム『NEW FRONTIER』(12/22発売)が発売されます。
手越祐也 僕自身を俯瞰で見たとき、一番の強みは、オールジャンル歌えるボーカリストだということだと思っています。それを生かして、アルバムではいろいろなジャンルの曲を歌いました。コロナ禍の約2年間、音楽業界もストップすることが多かったのですが、一方で、なにかできることをやろうという動きも出てきている。2022年、人間はコロナウイルスに打ち勝つのか、はたまた共存していくのかはわかりませんが、できることをみんなで協力し合って、新たな新境地にたどり着く…そんなワクワクを込めた作品になっていると思います。
――向かうところ敵なしのように感じられますが。
手越祐也 まだまだ、いろいろ言われることも多いです。でも、言われるうちが華という風にも思っているんですよね。たとえマイナスな内容の記事だとしても、書いてもらえるだけありがたいというのは本心でもあります。だって、ニュースバリューがないと思われたら、批判すら書かれないじゃないですか。それって、実はメチャメチャ寂しいですよね。そもそも昔からいろいろ書かれてきて、「モテるからしょうがないじゃん」って笑い飛ばしてきたタイプなので(笑)。どんなことでも記事にしてくださるのはありがたいです。
(文:磯部正和)
アルバム『NEW FRONTIER』
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