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中央省庁の幹部秘書とサンバダンサーの2つの顔…抜群の美ボディを武器に活躍する花形ダンサーの素顔とは
サンバダンサー生活で「いい大人がまた青春を謳歌している!」
terry 浅草近辺を偶然通りがかり、せっかくだから少し観てみようと訪れた『浅草サンバカーニバル』にとても心を打たれました。華やかな衣装はもちろんですが、何より楽器隊の演奏する「音」と「リズム」に高揚し、「とにかくやってみたい!」と思い始めました。
――それはいつ頃のことなのでしょうか?
terry 初めて『浅草サンバカーニバル』を観た翌年の2008年から本格的に練習を開始しました。その年の夏には、サンバダンサーとして沿道に立ち、パフォーマンスデビューをしました。気づけばあっという間に12年が経っていました。
――『浅草サンバカーニバル』に初めて出演した当時のことをお聞かせください。
terry 『浅草サンバカーニバル』がコンテストであるということはあまり知られていません。実際に点数を競い合い順位が決まります。優勝を目指すには、メンバーの団結力が重要となります。皆でダンスの練習をして、衣装や山車の制作…同じチームメンバーと濃密な時間を過ごします。意見が食い違ったりするときもありますが、「いい大人がまた青春を謳歌している!」としみじみ感じたものです。それは今でも同じです。本番スタート地点に立ちバテリア(楽器隊)の演奏が始まると、何度経験しても言いようのない感動があります。
正業は中央省庁の秘書、サンバが続くと!?
terry ハイーニャ・ダ・バテリアとは、直訳するとバテリア(楽器隊)の女王であり、ある種チームを背負って立つ存在でもあります。まさか自分がそんなポジションで『浅草サンバカーニバル』の大舞台に立つ日が来るとは想像もしていませんでした。正直うれしいというよりも、不安と緊張で胸がいっぱいでした。決断するまでは、連日よく眠れなかったです。
――花形であるハイーニャ・ダ・バテリアとしてサンバを踊る醍醐味は?
terry お客さまや他のチームの方からも注目されるため、そのチームの印象にも影響を及ぼすポジションです。そして、何より一緒にパレードをするチームメンバーへ笑顔とパワーも送らなければならない大切な存在。何度パフォーマンスしても、次は「こうしたい!」と毎回課題ができます。
――普段は、どのようなお仕事をしているのでしょうか?
terry 現在は、中央省庁の幹部秘書のお仕事に就いています。省内だけでなく外部からのお客さまとも接する機会が多いのですが、サンバイベントが続くとつい普段メイクまで濃くなり、肌を焼きすぎてしまうこともあって(笑)。やり過ぎには気をつけるようにしています。
――周囲の方からは、サンバダンサーであることについてどのように言われますか?
terry 2019年の『浅草サンバカーニバル』の公式ビジュアルポスターモデルに起用されたこともあり、周りの方にもより幅広く知られることになりました。普段の姿から「(私に)サンバダンサーがピッタリあっている!」と幸いにも好意的に思ってもらえているようです。