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元℃-ute・岡井千聖が語る『ブレイクアウト・キング』の魅力とは

 海外ドラマブームの火付け役とも言われている『プリズン・ブレイク』のスタッフが手掛ける正統派スピンオフドラマ『ブレイクアウト・キング』。本作は、一話完結で、囚人が囚人を捕まえるという心理戦を描いたクライム・サスペンスとなっている。そんな奇想天外な切り口で描かれたドラマの魅力について、元℃-uteのメンバーで、現在はバラエティ番組にも多数出演中の岡井千聖さんが熱弁してくれた!

ハマる! 続きが見たくなる! ブレイクアウト・キングが“ヤバイ”3つの理由

1.超人気作のスピンオフ
『24 -TWENTY FOUR-』や『LOST』と並んで海外ドラマブームの火付け役とも言われている『プリズン・ブレイク』は、その人気が現在も衰えず、2017年にも8年ぶりに新シリーズが放送されたばかり。本作は、そんな人気作の世界観はそのままにスピンオフとして制作。
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2.毎回スッキリ解決!
 脱獄した犯人は72時間以上経過すると、確保できる確率はわずか5%になってしまうという。本作は、脱走した犯人を、ワケありの保安官や、極悪囚人たちが追うという一話完結のストーリー展開となっている。毎回、犯人を追い詰め再逮捕する結末のスッキリ感がクセになる!
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3.魅力的なキャラがヤバイ!
 囚人なのに犯人を追う指名を受けた三人のキャラクターが個性的。『プリズン・ブレイク』のマイケル・スコフィールドは200近いIQを誇るが、本作に登場するロイドはそれを上回るIQ210の心理学者。また、優れた追及能力を持つエリカや情報屋のジェイなど、ヤバイキャラがチームで犯人を追う
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ロイドの魅力に激ハマり! 毎回、どんな犯人を追いかけるのかワクワク

――海外ドラマはよく見られますか?
岡井千聖周りの友達がハマっていて、その影響でちょこちょこ見たりはしていました。今回、作品を見てみて、これはハマるなと思いました。内容もわかりやすいし、流れもある程度一話一話で決まっていて、今日はこんな犯人を追いかけていくんだなってワクワクしながら見れました。

――いろんなキャラクターが出てきますが、気になった人は?
岡井千聖囚人側の捜査官でIQ210の心理学者のロイドって人がいるんですけど、その人が気になって応援しちゃいました。ロイドはいつも人の心理を見透かしたことを言うので、実際に自分が言われたら腹がたつんだろうなと思うんですけど(笑)、同時に感動することも言うんですよ。ロイドの分析を聞いてると「なるほど」と感心したり「この人、実は優しいんだろうな」と思えたりしました。ロイドはお母さんといつも電話で話してるんですけど、すごくその関係性がせつないんですよね。でも、こういうことを重ねながら成長しいくんだろうなって、母親みたいな気持ちで見てしまいました。
  • 岡井さんが大プッシュする「ロイド」。彼はIQ210の心理学者で、その明晰な頭脳で犯罪者を追い詰めていく。

    岡井さんが大プッシュする「ロイド」。彼はIQ210の心理学者で、その明晰な頭脳で犯罪者を追い詰めていく。

――印象に残ったシーンはありますか?
岡井千聖ここもやっぱりロイドのシーンなんです。一緒に捜査をしている囚人のシェイが脱走しようと考えているのがわかったときに「大学の研究で5歳児に、今日なら5セント、明日10セントもらえるって言ったら、皆5セントをえらんだけど、目先の物に飛びつくのか」っていうセリフがあって、なるほどなって。そういうことをいろいろ知ってるロイドに惹かれちゃいます。それから、ロイドが犯罪に関わった人を尋問してるときに、わざとオナラの話をするシーンがあるんです。でもそれはふざけてるんじゃなくて、オナラの話をして、共犯者だったら、その状況を利用して話を逸らすだろうっていうことだったんですよね。勉強になります。

――実際にロイドみたいな人がいたら何してもらいたいですか?
岡井千聖好きな人をロイドのところに連れていってこっそり心理分析してもらいたいです。でも、あんなに人の心理がわかってたら、逆につらいんじゃないかなって思っちゃいますね。

 『プリズン・ブレイク』で、どこか憎めない悪役を演じたティーバッグ。プリズン・ブレイクのスピンオフとなる本作にも登場! 日本吹替はもちろん、プリズン・ブレイクシリーズと同じ若本規夫氏。

胸に突き刺さるメッセージが多くて、目が離せない!

  • 本作の主役のひとりとして活躍する「エリカ」。岡井さんは、彼女が内に秘める“弱さ”がとても印象的だったと語る。

    本作の主役のひとりとして活躍する「エリカ」。岡井さんは、彼女が内に秘める“弱さ”がとても印象的だったと語る。

――エリカなど、女性キャラクターも出てきますが、どんな印象でしたか?
岡井千聖エリカは、話すたびに涙目になっていたので、最初からこの人何かつらいことがあるんだろうなということはわかりました。最初は説明がないので、何かあったんだろうと気になって、話が進んでいくうちに、いろんなことが見えてきて、強く見えて実は弱い人なんだなと。

――岡井さんがこのチームにいたら、どんな特技で捜査をしますか?
岡井千聖一話に出てくるフィリーって女性が、男性を誘惑して犯人についての話を聞き出すシーンがあるんです。それは出来ないにしても、私は人と仲良くなるのがけっこう得意なんで、脱獄した犯人やその周囲の人と友達になって、話を聞き出すことはできるんじゃないかな。
――このドラマの中の捜査官は、頭を使って事件を解決していきますが、岡井さんが実際に頭を使って仕事をしてるなって思うときはありますか?
岡井千聖ありがたい事に、私はバラエティ番組に出演させていただくことが多いんですが、そのときは頭をフル回転してます。番組が終わったあとは、ほかの仕事よりも、すごい頭がぐったりしています。最初はバラエティのことがわからなくて、怒られたり反省するところも多かったんですけど、経験が増えてきた今では「ここではこうするべきだ」とか「ここはこう言おう」とか、頭の中にいろんなことを思い浮かべながら収録に臨みます。
――さきほど、「今日の5セントと明日の10セント」という話が出ましたが、岡井さんだったらどっちを選びますか?
岡井千聖私は10セントになるのを待っちゃいますね。お金は増えたほうが嬉しいですもん。ダイエットもそうじゃないですか。自分がキレイになるためだったら我慢できる。『さいたまスーパーアリーナ』でグループの解散コンサートが決まってて、それまでに何キロやせようって決めて頑張りました。いろんな人が見に来て、DVDにも残るから、目標を持ったことで痩せられたんです。今はそういう目標がないから、ダイエットは難しいですね(笑)。
――最後に、この作品のお勧めポイントをお願いします。
岡井千聖海外のドラマをあまり見たことのない人もいると思うんです。私も内容を理解できるか心配だったんですけど、1話完結だし、登場人物も少ないからストーリーも明確。こんな私でも面白さが説明できるんですよ! 登場人物も、それぞれのキャラクターがはっきりしてるし、その中でも特にロイドの話は勉強になることも多いです。胸に刺さる言葉も出てくるし、見ていて目が離せないし、早く次が見たくなるし、すごくハマると思います。

ブレイクアウト・キングとは?

 『プリズン・ブレイク』の本放送は2005年8月29日に開始し、以降シーズン4まで放送。その人気はアメリカだけではとどまらず、『24 -TWENTY FOUR-』や『LOST』と並んで、日本でも海外ドラマブームの火付け役と言われるほどの一大ムーブメント起こした。その、『プリズン・ブレイク』の正統派スピオンオフである本作は、一話完結で、囚人が囚人を捕まえるという心理戦を描いたクライム・サスペンスになっている。IQ210の心理学者・ロイド、賞金稼ぎ・エリカ、情報屋・シェイといった、一癖も二癖もある犯罪者が、問題ありの保安官らと共にチームを作り脱獄犯を追跡。まさに、史上最凶!?とも呼べる追跡軍団の活躍から目が離せない!

海外ドラマ『Breakout Kings/ブレイクアウト・キング』
・シーズン1 好評レンタル&発売中
・シーズン2 10.4(WED) DVDレンタル&発売
公式サイトはこちら

profile

岡井千聖
1994年6月21日生まれ。埼玉県出身。
2017年6月12日に解散したアイドルグループ・℃-uteのメンバーとして活躍。アイドル卒業後も、℃-uteのムードメーカーだったキャラそのままに、持ち前の明るさと、自由奔放さでバラエティ番組でも存在感を発揮! BS日テレ『パンサーの「競輪はじめました。」season II』(毎週土曜よる11時放送)にレギュラーに出演中。
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