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エグスプロージョンが語る“リズムネタ”の真髄「ダンサーがムーブメントを作らないといけない」

昨年、動画サイトから火がついたリズムネタ『本能寺の変』で一躍ブレイクしたエグスプロージョン。一時期のブームは落ち着いたかに見えるが、実はいま企業とのコラボ企画でひっぱりだこの超売れっ子。さらに、フランス・パリで行われる今夏の『JAPAN EXPO』に日本人初のダンサーパフォーマーとしての出演も決定。芸歴15年、「お笑いも歌も仕事は断らない。本職はダンサー」というふたりにお笑いとダンス、“リズムネタの真髄”を聞いた。

漫才もやる、日本でいちばんお笑いが好きなダンサー

――昨年『本能寺の変』でブレイクして、中高生を中心に圧倒的な人気を得ました。芸人、ダンサー、振付師、ダンス講師などいろいろな肩書がありますが本職は?
まちゃあきなにを言っているんですか! ダンサーですよ。毎年ライブツアーをやっていて、自分で言うのも恥ずかしいんですけど“歌って踊るダンスボーカルユニット”として活動しています。
おばらダンス以外にもいろいろなことをやりますし、やれるような環境にしていきたいんですけど、僕らはダンサーです。

――でも、リズムネタや漫才をやったり……。これだけ笑いを生み出す、観客の笑顔を作るダンサーさんってなかなかいないですよね。
まちゃあきヘンなダンサーかもしれないですね。
おばら少数派のダンサーではあります。
まちゃあきお笑いは大好きなんですけど、自分たちを芸人と名乗るのはおこがましくて、ひょうきんなダンサーと思っていただければ。一般的なダンサーのイメージって、寡黙でダンスひと筋にストイックに打ち込んで……というものかもしれません。確かにそういうダンサーは多いんですけど、そうじゃなくてよくしゃべるおもしろいひともたくさんいます。そのなかで僕らは『本能寺の変』でみなさんに知っていただけたという。
おばら僕らが特別という意識はないんです。ただ、ダンサーがバラエティに出演したり、ダンス以外の分野で活躍するのを当たり前にしていきたいという想いはあります。

――よしもとに所属されたのは6年ほど前ですが、お笑いの道も模索していたわけでは?
まちゃあき前の所属事務所が解体したときに、ちょうど「ダンス+お芝居」の舞台を一緒にやっていて、声をかけていただいたんです。お笑いの道へ行こうとは思っていなかったんですけど、よしもとの周りにはいつもお客さんの笑顔があって、勉強になることがたくさんあるなと思っていて、即決しました。
おばらすばらしい芸人さんがたくさんいて、僕らにないものがたくさんあるなと。ダンサーって基本的にはステージでは踊るだけでしゃべりません。でも、そこの力がこれからのダンサーには必要になるんじゃないかという思いもありました。

――ダンスなしの漫才もやっていますよね。無理やりステージに立たされたということはなかったんですか?(笑)
まちゃあき自分たちでネタを作ってやりました。僕、本当にお笑いが好きなんです。根拠のない自身があってメラメラっとしました(笑)。爆笑とりましたよ!
おばらいわないでよ、自分で(笑)。オーソドックススタイルでやりましたね。でも、僕ら日本でいちばんお笑いが好きなダンサーですから、漫才もやります。
まちゃあき「やりたくなかった」とか「不本意だけどやらされた」なんてことはぜんぜんなくて。オファーがあったときはマネージメントがざわつきましたけどね(笑)。どうするどうするって。僕らはその場で「やらせてください」ってお返事しました。
おばら基本的になんでもやりたがりなので。自分たちができないことは勉強させていただきたいですし。お芝居も歌も漫才もコントも、なんでもやっています。「この仕事は違う」なんて断ったことはないですよ。

リズムネタは音楽として楽しんでくれている感覚がある

――そんな活動のなかでつきぬけたのは、やっぱり『本能寺の変』ですよね。目と耳に強烈なインパクトを残すリズムネタ動画は、ネットでの拡散を意識した作りになっていて。
まちゃあき僕ら失うものがなにもないので、ネットに動画を載せるのはプラスにしかならないと思っていました。8.6秒バズーカーのラッスンゴレライ、バンビーノのダンソンからピスタチオの白目漫才まで、お笑いネタをダンスでコピーすることをまず始めたんです。流行りものにのっかっていくシステムを構築しまして(笑)。
おばらそれまで、僕らのライブ動画を載せても再生1000回とかだったんですけど、ネタコピーはあっというまに10万回を超えるんです。すごいなって驚きまして、その流れでダンス動画を作っていったんですけど、ある瞬間から流行りものってなくなっていくんですよ。
まちゃあきやりつくして、“次の流行り待ち”という状況になるんです。そのときにオリジナルを作ろうってなったのが『本能寺の変』でした。タイミングなんですよね。僕、歴史が好きで歴史歌をやりたいと思っていところでリズムネタを作ることになって、ぜんぶ詰めてしまおうと。

――中高生のバズをねらって?
まちゃあきまずは女子高生ですね。8.6秒バズーカーやバンビーノのネタを女子高生たちがマネして動画をアップしていて、このムーブメントは踊りを本職にしているダンサーが作らないといけないと思ったんです。それにはまず女子高生、そして中学生にも響くかなと。小学生からファミリー層は計算外でした。歴史の勉強になっているかはわかりませんけど(笑)、不思議な魔力ってあるんだなって。

――ちなみに、「ダンス」ではなく「リズムネタ」と呼ばれることにダンサーとしては思うことはありませんか?
まちゃあきよく聞かれるんですけど、そういわれることに抵抗もなにもないですよ。
おばら僕らは歌を吹き込んで音源かけて踊っていて、原則的にはダンスもリズムネタも一緒。どう呼ばれても、違うんだよってこともとくにないです。
まちゃあきリズムネタって、お笑いというよりも音楽として楽しんでくれているなっていう感覚はありますけどね。楽しくなりたいから楽しい音楽を聴きたいっていう。

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