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ORICON NEWS
世界に誇る日本の食文化を次世代に『TOKYO ICHIBA PROJECT』
築地から移転「新市場」 私たちの暮らしはどう変わる?
そんな日本の食文化を支え、生鮮流通の中核を担う存在のひとつ、東京都中央卸売市場築地市場が、江東区・豊洲に移転する。現在、東京都では2015年度中の完成を目指す「豊洲新市場」や、卸売市場の機能や役割を都民に伝える『TOKYO ICHIBA PROJECT』を実施している。
世界中の食通を魅了する“築地ブランド”
一方で、その建物の多くは耐用年数を越えており、古く開放型の施設では十分な温度管理も困難。また、敷地内の狭さから駐車場や荷さばき場が足りず、流通の鈍化や取り扱い数量の減少などが心配されている。
今回は、そんな築地市場の魅力と課題を学ぶことができる、同プロジェクト開催の『TOKYO ICHIBUS セミナー』(全6回の実施、内5回は募集終了)に参加。その様子をレポートする。
肌で感じる、市場の“イマ”と“ミライ”
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