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山田孝之&大島優子 Special Interview 演じていて難しかった ふたりの感情の距離感

お金の怖さをリアルに描く『闇金ウシジマくん』が、ついに映画化!ポップなエンタメ色もありながら、ゾクゾク感も満点の展開は、老若男女のハートに響くこと間違いなし!伝説の闇金・ウシジマを演じた山田孝之と、将来に目的も持たず生活するフリーター・未來を演じた大島優子に、現場での裏話をたっぷり聞きました!

怖い!と思って最初は緊張しました(笑)[大島優子]

──本作で、北米の日本映画祭で『Cut Above Award for Outstanding Debut』(※)を受賞された大島さん、おめでとうございます!
大島ありがとうございます。時間が経つほどにうれしさを実感しています。お芝居をすることがこういう喜びにつながるんだということを、今回初めて知りましたし、何より「お芝居を続けていいよ」と言ってもらえたような、そんな気持ちです。
山田あれだけよかったんですから、受賞もしますよ。
大島うれしい!

──山田さんからも太鼓判をいただきましたね。今回山田さんは、大島さんとの初共演はいかがでしたか?
山田まずキャスティングが決まったとき、多忙な方なのにスケジュールとか大丈夫なのかな、と心配してました。以前、AKB48のドキュメンタリーを観たことがあったんです。普段からとてもハードなことをされてる方だと感じていたので、そこへ加えてこの作品の現場に入るとなると、相当大変だろうなと思っていました。大島さんが演じた未來という役は、精神的に削り取られるような役柄。だからいろいろ気にかけていたんですけど、いざ始まったら全然そんな様子もなくて。プロ意識の高さというか、集中力の高さを感じましたね。
大島そんなことないです(照笑)。私は、山田さんの作品をずっと拝見していてすごい俳優さんだと知っていたので、一緒に作品に携わることができて光栄でした。
山田(笑)
大島何で笑うんですか?
山田すごい大御所の俳優みたい(笑)。
大島私にとってはそうですよー!ちょうど撮影してた頃、山田さんのテレビドラマが放送されてたんですけど、コミカルな役だったんです。それでそのイメージを抱いて現場に入って、いざお会いしてみたら、すでに完璧なウシジマ社長が出来上がっていて。「怖い!」と思って最初はすごく緊張していました(笑)。でも、少しずつ素顔がどんな方かわかってくると、おもしろい部分もあるんなんだということが伝わってきて。発する言葉や観点が独特で、魅力的な方だと思っていました。

──おふたりが対峙するシーンは、見応えありますよね。
大島未來はウシジマ社長に対して、恐怖心もあるけど反発したい気持ちもあるんです。その感情の距離感は、演じていて難しかったですね。

会話の糸口を見つけようと思って[山田孝之]

──そういうシーンの合間は何かお話しましたか?
大島山田さん、石みたいだったんです。
山田(笑)
大島石というと失礼な言い方になっちゃいますけど(笑)、じっとして何を考えてるのかわからないような不思議な雰囲気で。
山田普通に、シーンのこととか考えていただけですよ。
大島だけど、そういう外から見て取れないミステリアスな感じが、山田さんの魅力を作っているのかなとすごく思いました。

──幅広い役を演じて来られてる山田さんですが、役柄によって撮影期間中の精神状態って違いますか?
山田違いますね、やっぱり。人物が違うのはもちろん、その役が置かれてる環境や生活状況もおのずと変わってくるので、多少差は出ます。でも常にというわけではないです。今回のウシジマだって、合間に普通に話したりしてましたよ。
大島山田さんに、びっくりさせられたことがあったんですよ。撮影の最後の頃に、「コリス」って呼ばれたんです(笑)。

──以前ウィキペディアに、大島さんのあだ名という風に載っていた情報ですよね。山田さん、自分で調べたんですか?
山田調べました(笑)。趣味とかも載ってるじゃないですか、だから会話の糸口が何か見つからないかなあと思って。基本的には、あそこの情報は6、7割しか信用していないんですけど、一応あだ名って取っかかりとしていいじゃないですか。それで言ってみたら、「あまり呼ばれてない」って言われて……。
大島そんなぶっきらぼうな言い方はしてないですよ(笑)。でもズルいですよね。山田さんから「コリス」って飛び出てくるはずないと思うじゃないですか。もう、そう呼ばれてる状況がツボでした(笑)。

──撮影終盤までずっと温めていたひと言だったんですか?
山田そうです(笑)。いつ言おうかなと。というのも、ウシジマと未來のシーンって、終わりの方まで切迫したような場面が多いんですよ。そんなときに、「コリス」とも言えないですし……。
大島(笑)
山田もしそれで不快な思いをされても、そのあとはもう撮影もないですし(笑)。
大島ある意味、やられました(笑)。次回共演させていただく機会があれば、「あれ?『コリス』って呼ばないですね」って言ってみようと思います。
(文:奥浜有冴/撮り下ろし写真:片山よしお)

※北米で日本映画を紹介する映画祭『第6回JAPAN CUTS 〜ジャパン・カッツ!』で、才能のある若手に贈られる賞『Cut Above Award for Outstanding Debut』を大島優子(『闇金ウシジマくん』)が受賞した。

映画情報

闇金ウシジマくん

 冷酷非情な最強の闇金・ウシジマ(山田孝之)は卓越した判断力と冷徹な決断力で闇金“カウカウファイナンス”を率いる若き経営者。部下からは絶対的な信頼を寄せられ、同業者からも畏敬の念をもって恐れられる裏社会のカリスマ。安易に金を借りる人間たちを徹底的な取り立てで地の果てまで追いこみ、一度借りてしまうと二度と逃れられない。

 そんなウシジマが今回追いつめていくのは、借金を肩代わりして破滅の一途を辿る鈴木未來(大島優子)と、一攫千金を夢見て、のし上がるために多額の借金を作ってしまう小川純(林遣都)。金に翻弄され、溺れていく2人の債務者に、ウシジマが容赦なく取り立てを行う。

出演:山田孝之 大島優子 林遣都 崎本大海 やべきょうすけ 岡田義徳
【映画予告編】 【OFFICIAL SITE】
2012年8月25日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
(C)2012 真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん」製作委員会

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