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橋本愛×清水くるみ×山本美月×松岡茉優 Special Interview 笑と涙と怒も!? ホンネが飛び出した あやういバランスのガールズトーク!!
静かめな性格の子も演じてみたい（山本）
橋本私はけっこう自分に似てる役だったなあ。
松岡みーちゃん（山本）は梨紗でベストキャストだと思う！
山本ホントに？うれしいな。オーディションのときはまったく自信がなかったんだ。だから受かってびっくりだったんだよね。だけど、もしほかの役をやるとしたら、かすみ（橋本が演じた役）みたいな静かめな性格の子も演じてみたい。あと、くるみの沙奈（松岡が演じた役）も観てみたい！
橋本くるみの沙奈!?くるみっぽさが隠せなさそうだよ（笑）
山本ほんわかした沙奈になりそうだよね。
清水ちゃんとやるよー！
──男子もさまざまなキャラクターがそろっていますよね。バレー部、バスケ部、映画部に帰宅部。文科系男子と体育会系男子だったら、ぶっちゃけどっちが好み？
清水私はバスケ部男子がいい。
松岡私も！バスケしてる人って全身にいい筋肉がついてるから素敵。二の腕とか見ちゃうな（笑）。
橋本私は好きな人がやってる部活だったら、何でもいいかな。
山本カッコよく見えちゃうのは、やっぱりスポーツしている人かな。でも私が文科系の趣味が多い人だから、それを共感してくれる文科系男子もいいかもしれない。映画に出てくる前田みたいに、ちょっと走っただけでゼーゼー言っちゃう人は考えちゃうけどね（笑）。
清水帰宅部なのに、実は運動神経いい人ってよくない？さりげなくできる、みたいな。
山本それイイ！ねえ、帰宅部の3人の役だったら、誰が好み？
一同う〜ん（悩む）。
橋本屋上のシーンとかよかったよね。
山本あれはズルイよね。
清水パーカー着てる男子っていうのもポイント高いかも。
橋本わかる！おしゃれな感じがするよね。でも一番おしゃれな役は、竜汰だよね。
松岡私、竜汰が着てたカーディガンと同じやつ買いに行っちゃった。見てたらとってもほしくなっちゃって（笑）。
“同志”の演技に「やられた！」って思った（松岡）
橋本久保と風助がぶつかるシーンは、現場で陰から見てて泣きそうになったなあ。途中から実果（清水）が絡んでくるところもすごく胸に迫るものがあって。ストーリー全体のなかでもかなり印象的かもしれない。
松岡私、くるみちゃんとは同い年だから、同じ女優として上を目指していく“同志”みたいな、何となくのライバル意識みたいなものもあるんだけど、実果（清水）の部室のシーンはやばかった。「ああもう、やられた！」って思ったの。かすみ（橋本）との演技のやり合いがグッと来ちゃって。
山本あのシーンはやばいよね。
橋本あそこは私もビックリした。演じてる最中は、実果（清水）のお芝居がいつもとちがう印象があって、「え、何？」みたいな気持ちにさせられて。だけどね、仕上がりをスクリーンを通して観たら、全然感じるものが変わったの！めちゃくちゃ迫力がある感じになってて、不思議だなあって思った。
清水あのシーンは意図的にそう演じたんだ。そういう風に感じてくれてたなんて……うれしいな（照笑）。でもやっぱり、クライマックスのかすみ（橋本）のシーンもすごかったけどね。鳥肌立った！
山本愛の雰囲気に合ってるよね。
──本当に話し出すと止まらなくなるほど見どころが詰まった映画ですよね。みなさんのお話をずっと聞いていたいところなんですが……お時間が来てしまいました。最後に代表して橋本さんからメッセージをお願いします！
橋本リアルな学校生活を、いろいろな視点、角度から楽しむことができる作品です。心を揺さぶられる人もいれば、メッセージを感じてくれる人もいる。そんな何重にも味わうことができる映画だと思っています。特にエンディングの映像は衝撃的。ぜひみなさん、スクリーンで観てください！
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（文：奥浜有冴／写真：片山よしお）
映画情報
「桐島、部活やめるってよ」という校内に衝撃を与えたひと言から、部活内、クラスメイト、友人関係、恋愛関係に歪みが広がり、高校生活のヒエラルキーが崩壊していく様を生々しく描く。桐島が部活をやめるという事実に学校中が騒がしくなるなか、最下層で映画部の前田は……。
監督：吉田大八
出演：橋本愛 大後寿々花 前野朋哉 岩井秀人 清水くるみ 山本美月 松岡茉優
【予告編】 【OFFICIAL SITE】
2012年8月11日（土）新宿バルト9ほか全国ロードショー (C)2012「桐島」映画部 (C)朝井リョウ／集英社
関連リンク
・女子高生姿を予告編映像でCHECK!!
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