末期の大腸がんであることを告白した俳優の今井雅之(54)が、今月1日から5日まで東京・新国立劇場で上演された舞台『THE WINDS OF GOD』の公演冒頭に、舞台降板のお詫びのあいさつをしていたことが12日、同舞台事務局より発表された。この日、東京千秋楽の5日公演の冒頭の動画が公開された。
5日間とも体調が良かった今井は、毎公演であいさつを行い、5日も「ゴールデンウィークまっただ中に、これだけのお客様に来ていただき、ありがとうございます」と深く頭を下げて感謝の言葉を述べた。
続けて、「昨今の報道でご存じの方もいらっしゃると思いますが、病人としてではなく、役者としてこの舞台に立ちたかった」と悔しさをにじませながら、「今は3分も立っていられないですし、マイク無しでは後ろまで声が届かない状態です」と、現在の体調を報告した。
「本当はね、2時間くらいここで喋りたいんですけど」とジョークを織り交ぜつつ、最後は「役者を辞めたわけではありません。もっともっと体を良くして、役者人生を充実できるよう、がんと戦うつもりです。よろしくお願いいたします」と、前を見据えて宣言した。
今井は降板したが、東京公演のチケットは5日間とも完売となり、各公演ともカーテコンコールでは観客全員からスタンディングオベーションが送られた。同舞台は10公演中6公演が終わり、今月中に関西と沖縄で残りの公演が行われるが、体調次第で今井のあいさつも予定される。
■今後の公演スケジュール
21日 大阪・メルパルクホール
23日 京都・京都劇場
24日 兵庫・新神戸オリエンタル劇場
31日 沖縄・沖縄市民会館
★YouTube公式チャンネル「オリコン芸能ニュース」
5日間とも体調が良かった今井は、毎公演であいさつを行い、5日も「ゴールデンウィークまっただ中に、これだけのお客様に来ていただき、ありがとうございます」と深く頭を下げて感謝の言葉を述べた。
続けて、「昨今の報道でご存じの方もいらっしゃると思いますが、病人としてではなく、役者としてこの舞台に立ちたかった」と悔しさをにじませながら、「今は3分も立っていられないですし、マイク無しでは後ろまで声が届かない状態です」と、現在の体調を報告した。
「本当はね、2時間くらいここで喋りたいんですけど」とジョークを織り交ぜつつ、最後は「役者を辞めたわけではありません。もっともっと体を良くして、役者人生を充実できるよう、がんと戦うつもりです。よろしくお願いいたします」と、前を見据えて宣言した。
今井は降板したが、東京公演のチケットは5日間とも完売となり、各公演ともカーテコンコールでは観客全員からスタンディングオベーションが送られた。同舞台は10公演中6公演が終わり、今月中に関西と沖縄で残りの公演が行われるが、体調次第で今井のあいさつも予定される。
■今後の公演スケジュール
21日 大阪・メルパルクホール
23日 京都・京都劇場
24日 兵庫・新神戸オリエンタル劇場
31日 沖縄・沖縄市民会館
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2015/05/12