東京ハーヴェスト実行委員会は8日、9日に東京・六本木ヒルズアリーナにて東京の収穫祭「東京ハーヴェスト」を開催した。8日には、復興庁の「新しい東北・先導モデル事業」の取り組みの中から生まれた「東北の食材を使った鍋レシピコンテスト」のグランプリ発表が行われ、小泉進次郎復興大臣政務官が登壇した。

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　公募により集まった138のレシピから、事前選考を通過した3つのレシピ『来る美素（くるみそ）海鮮鍋』、『海宝ピリ辛だれの海鮮ちゃんこ鍋』、『秋刀魚みぞれ鍋』を進次郎氏などの審査員が試食。グランプリには、東北で多く取ることのできる海藻「アカモク」を使用した『海宝ピリ辛だれの海鮮ちゃんこ鍋』が輝いた。優勝した鍋レシピについて進次郎氏は「新しい鍋のレパートリーとして家庭の食卓に届いてほしい」と述べた。

　今回のコンテストで優勝したレシピは商品化されるとあって、「今、被災地で大変苦しんでいる、特に漁業、農業における、販路開拓という部分においても大変ありがたい」と感謝し、「震災の復興ですが、まだまだ課題もいっぱいありますので、様々な場を通じて少しでも多くの皆さんにこれからも関心を持ち続けていただけるように取り組んでいきたい」と復興に対する決意を語った。

　「東京ハーヴェスト」は、日本の食文化を支える農家・漁師・酪農家などの生産者への感謝の気持ちを発見・伝えることを目的に実施するイベント。会場では収穫体験のできる“農場”や厳選食材を集めたマルシェなどが展開され、大盛況で2年目の開催を終えた。

　なおコンテストで優勝し、商品化が決まった『海宝ピリ辛だれの海鮮ちゃんこ鍋』は、下記の予約受け付けページで、予約を申し込むことができる。

◆Yahoo 復興デパートメント内、ご予約フォーム

◆Oisix予約ページ

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