| JASRAC著作権使用料徴収実績が戦後2回目となる前年比減 日本音楽著作権協会が5月16日、定例会見を行い、06年度(06年4月〜07年3月)の著作権使用料徴収実績等を発表した。それによると、同徴収額は1110億9800万円で、これまでの最高額だった05年度実績を2.2%下回った。01年度に続き、戦後2回目となる前年比減となっており、今年度も予測値1103億円とさらなる減少を見込むとしている。 内訳では、数年来減少を続ける「オーディオディスク」(CD等)が今年も前年比93.1%(242億5200万円)と減少。JASRAC・加藤衛常務理事は、「この傾向が来年度も続くだろう」とした。同じパッケージメディアとして、それとは対照的に増加を続けてきた「ビデオグラム」(DVD等)も同年度は同96.8%(142億2286万円)とマイナスに転じている。 また、「オリジナル音源着信音」(着うた)が前年比123.3%(21億8972万円)、「その他音楽配信」(着うたフル、PC向け音楽配信等)が同173.5%(21億6786万円)と大きく増加している一方で、05年度も同78.5%と大幅な減少を示していた「着メロ」が、同年度では同54.0%(33億4167万円)と下げ幅をさらに拡大。これらを合わせた「インタラクティブ配信」全体も同83.6%(76億9925万円)に留まっている。 JASRACでは昨年6月から再生期限などを設けたいわゆる「有期限ダウンロード配信」や、「ポッドキャスティング配信」の管理を、今年1月から「サブスクリプションサービス」についての管理を開始しているが、このうちサブスクリプションにまつわる使用料はこの06年徴収実績には含まれていない。菅原瑞夫常任理事はこのインタラクティブ配信についての減少傾向について、「着うた等が依然伸びているのに加えて、サブスクリプションなど新しい形態によるものも加わっていく。だから、トータルとしては、(減少傾向が続くと)心配はしていない」とコメントした。 さらに05年度実績に一部過年度分使用料が含まれていた「放送等」も前年比98.6%(255億1567万円)となっている。 |
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