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　8月25日に公式サイトで10年ぶりの本格始動を発表したロックバンド・LUNA SEAが31日、2000年にバンド“終幕”を発表した地・香港で“開幕”会見を開き、11月末からワールドツアーを行うと発表した。会見にはRYUICHI、SUGIZO、INORAN、J、真矢の5人全員が出席。RYUICHIはバックボードに『12/23、24 TOKYO DOME』と記し、東京ドーム公演2Daysを発表すると、SUGIZOが『and more！』と追記した。

　LUNA SEAは、11月27日のドイツを皮切りに、米ロサンゼルス（12月4日）、香港（同11日）、台湾（同18日）でのワールドツアーと、12月23日、24日の東京ドーム公演2daysを発表。ライブ開催は2008年5月4日に行われたX JAPANのギタリスト、故・hideさんの追悼イベントでの限定復活以来、2年半ぶりとなる。

　RYUICHIは「僕らの知らないところで“レジェンド”になっているLUNA SEAを、僕ら自身が実際にどう超えていくのかしか考えていない。今回のツアーは、僕ら自身を証明するツアーになると思います」と静かに意気込みを語り、「新曲をこのツアーで届けられたらいいなと僕ら自身が熱望しています」と2000年11月に発売した「LOVE SONG」以来、10年ぶりの新曲発表に期待を持たせた。

　1992年5月21日にアルバム『IMAGE』でメジャーデビューしたLUNA SEAは、ボーカルのRYUICHI、ギター＆バイオリンのSUGIZO、ギターのINORAN、ベースのJ、ドラムの真矢からなる5人組ロックバンド。「STORM」「DESIRE」「I for You」など数々のヒット曲を発表し、2000年12月27日の東京ドーム公演で一度はバンド活動に幕を下ろした。