1963年に出版されベストセラーとなった「愛と死をみつめて」が来春、テレビ朝日系でドラマ化される。主演を務めるのは草なぎ剛と広末涼子。「愛と死-」は、軟骨肉腫(しゅ)という病と闘った高校生のみち子(ミコ)と、彼女を支え続けた大学生の実(マコ)の間で交わされた約400通の往復書簡集。64年には、大空真弓と山本学の主演でTBS系でドラマ化、浜田光夫と吉永小百合の主演で映画化もされた。ラブストーリーの原点ともいえる作品に、マコ役の草なぎは「ただひたすら、真っすぐにこの役を演じたい」と意気込む。ミコ役の広末も「私自身も成長し、見てもらえる人にも“命”を感じてもらえるよう頑張りたいと思います」と語っていた。