「この物語で有り得ないということほど、実際に起きたことです。少しの間ですが介護を体験して、死と向き合うことは、自分の生を問い直すことになるのだと実感しました」と語る作家でタレントの遙洋子。彼女が原作、脚本を手掛けた特集ドラマ『介護エトワール』が、18日にNHK総合で放送(後10・00)される。親の介護に直面し、恋愛や仕事とのはざまで揺れるバレリーナを描く。「わたしなりの介護体験を書きました。そこで自分の人生を選び取っていく現代女性の自立までを描けたらと思いました」と遙。「大勢の女性たち、親の介護が気になる方たちにご覧になっていただき、ちょっぴりの勇気と新しい視点を持っていただけたら」と語っていた。