ミュージシャンで俳優のダイアモンド☆ユカイ（50）と歌手・白井貴子（53）が22日、都内で行われた映画『ベイビー大丈夫かっ　BEATCHILD1987』（10月26日公開）のイベントに出席。同日亡くなった歌手・藤圭子さんの訃報を受け、ユカイは「ファンだった。偉大なディーバを失ったと思う」と故人を偲んだ。

【写真】その他の写真を見る

　報道陣から聞き、藤さんの訃報を知ったというユカイは「本当なの！　マジで…」と絶句。しばらくうつむきながら「ちょっとビックリした…。俺、小学校の頃、ファンだった。一世風靡したし、演歌界に新しい風を吹かせた人。声にもロックを感じたし、残念。また歌っている姿を見たかった。ご冥福をお祈り申し上げます」と深々と頭を下げた。また、白井も「1日も早く歌で戻ってきて欲しいといつも思っていた…」と、突然の出来事に驚きを隠せない様子だった。

　同映画は、1987年に熊本県阿蘇で開催されたロックフェスを映像化。尾崎豊、佐野元春、ザ・ブルーハーツ、BOOWY、渡辺美里らが出演し、豪雨や雷雨で荒れるなか、中止することなく12時間完走した“伝説のフェス”をドキュメンタリー形式で描く。当時、ロックバンド・RED WARRIORSのボーカルとして出演したユカイは「これでお笑い芸人じゃないと証明できた」とニンマリ。「今ではフジロックやサマーソニックとか盛り上がっているけど、これが元。こんなロックフェスがあったと触れて欲しい」と若い世代に向けてもアピールしていた。