WOWOWやNHK・BSプレミアムで放送、3月にはファースト&セカンド・シーズンがDVD化される海外ドラマシリーズ『リゾーリ&アイルズ』。女性版『相棒』ともいえる、タフな刑事ジェーン・リゾーリとクールな検視官モーラ・アイルズ、タイプの異なる2人が力を合わせて難事件に挑む本格犯罪ミステリーが人気を呼んでいる。海外ドラマがヒットする上で、重要な役割を担う日本語吹替では、リゾーリを朴ロ美、アイルズを井上喜久子の実力派声優が熱演している。
リゾーリは、ボストン市警唯一の女性刑事。男社会の警察で妨害を受けても、強気に打ち負かし、カンの良さと大胆さで事件を解決に持ち込む。一方で、連続殺人犯に襲われたトラウマに今も悩まされる繊細な一面もある。
一方のアイルズは、マサチューセッツ州の主任検視官。上流階級の養父母に育てられ、殺害現場にもファッショナブルな服装で現れる。常に理詰めで、憶測で判断することを嫌い、デートをしても医学用語だらけの会話で相手をうんざりさせてしまう才色兼備の変わり者だ。
正反対の2人が時に反発しあい、時に身の危険にさらされ、互いを守り合いながら、ボストンで起きる凶悪犯罪を次々に解き明かしていく。オリジナルでは海外ドラマファンにはおなじみのアンジー・ハーモン(『ロー&オーダー』の地方検事補アビー役)がリゾーリ役、サッシャ・アレクサンダー(『NCIS〜ネイビー犯罪捜査班』のケイトリン役)がアイルズ役を演じている。
朴は「配役が逆だったら、絶対無理だったと思う」と、リゾーリでハマリ役を当てた。井上も「演じやすい役でキャスティングしてもらえるのは幸せ。アフレコ中に『あと2歳くらい若い声で』とか、『もうちょっと男っぽくして』とか、そういう注文を受けることもありますが、アイルズの役作りに苦労はなかった」と話す。
ただ一つ、声優泣かせなところは、リゾーリとアイルズの弾丸トーク。オリジナルの役者の口の動きに合わせて日本語のセリフを当てるのだが、「スピード感を出すために無理やり言葉を詰め込んでいるんです。正直、きついです。リゾーリは特によくしゃべるので大変です」(朴)。「オンエアを観ると軽妙で面白いのですが、アフレコの時はお互い酸欠で倒れそうになりながらやっています。アイルズは医療用語が難しいです」(井上)。
朴は「本格犯罪ミステリーで女性2人が主役の作品はなかなかないと思うし、その意味がある作品だと思っています。2人の女性を引き立たせるためなのか、男性はハンサムが少なめ(笑)。サスペンス作品でありながらも家族の話やガールズトークが必ずあり新鮮です。ドキドキハラハラしながらもそんな2人のオチャメな所にホッとしてほしい」。井上は「毎回、スリリングな展開で飽きさせないし、深いお話なのでたくさんの人に楽しんでもらいたいです」と見どころをアピールしている。
米国では、2010年にファースト・シーズンが始まり、今年フォース・シーズンの放送が決定。日本では2011年にWOWOWで初放送され、現在はNHK・BSプレミアムでファースト・シーズン(全10話)が放送中(毎週日曜 後11:30)。今夏、WOWOWでサード・シーズンが放送される。
DVDは<ファースト・シーズン>が3月6日、<セカンド・シーズン>が3月20日にワーナー・ホーム・ビデオより連続リリースされる。
リゾーリは、ボストン市警唯一の女性刑事。男社会の警察で妨害を受けても、強気に打ち負かし、カンの良さと大胆さで事件を解決に持ち込む。一方で、連続殺人犯に襲われたトラウマに今も悩まされる繊細な一面もある。
一方のアイルズは、マサチューセッツ州の主任検視官。上流階級の養父母に育てられ、殺害現場にもファッショナブルな服装で現れる。常に理詰めで、憶測で判断することを嫌い、デートをしても医学用語だらけの会話で相手をうんざりさせてしまう才色兼備の変わり者だ。
正反対の2人が時に反発しあい、時に身の危険にさらされ、互いを守り合いながら、ボストンで起きる凶悪犯罪を次々に解き明かしていく。オリジナルでは海外ドラマファンにはおなじみのアンジー・ハーモン(『ロー&オーダー』の地方検事補アビー役)がリゾーリ役、サッシャ・アレクサンダー(『NCIS〜ネイビー犯罪捜査班』のケイトリン役)がアイルズ役を演じている。
朴は「配役が逆だったら、絶対無理だったと思う」と、リゾーリでハマリ役を当てた。井上も「演じやすい役でキャスティングしてもらえるのは幸せ。アフレコ中に『あと2歳くらい若い声で』とか、『もうちょっと男っぽくして』とか、そういう注文を受けることもありますが、アイルズの役作りに苦労はなかった」と話す。
ただ一つ、声優泣かせなところは、リゾーリとアイルズの弾丸トーク。オリジナルの役者の口の動きに合わせて日本語のセリフを当てるのだが、「スピード感を出すために無理やり言葉を詰め込んでいるんです。正直、きついです。リゾーリは特によくしゃべるので大変です」(朴)。「オンエアを観ると軽妙で面白いのですが、アフレコの時はお互い酸欠で倒れそうになりながらやっています。アイルズは医療用語が難しいです」(井上)。
朴は「本格犯罪ミステリーで女性2人が主役の作品はなかなかないと思うし、その意味がある作品だと思っています。2人の女性を引き立たせるためなのか、男性はハンサムが少なめ(笑)。サスペンス作品でありながらも家族の話やガールズトークが必ずあり新鮮です。ドキドキハラハラしながらもそんな2人のオチャメな所にホッとしてほしい」。井上は「毎回、スリリングな展開で飽きさせないし、深いお話なのでたくさんの人に楽しんでもらいたいです」と見どころをアピールしている。
米国では、2010年にファースト・シーズンが始まり、今年フォース・シーズンの放送が決定。日本では2011年にWOWOWで初放送され、現在はNHK・BSプレミアムでファースト・シーズン(全10話)が放送中(毎週日曜 後11:30)。今夏、WOWOWでサード・シーズンが放送される。
DVDは<ファースト・シーズン>が3月6日、<セカンド・シーズン>が3月20日にワーナー・ホーム・ビデオより連続リリースされる。
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2013/02/23