『劇場版BLOOD-C The Last Dark』の完成披露試写会が21日、東京・なかのZEROホールにて行われ、主人公・小夜の声を演じる水樹奈々、劇場版オリジナルキャラクター真奈を演じる橋本愛、塩谷直義監督が舞台あいさつに登壇した。「今朝の5時まで編集作業を行っていた」と塩谷監督。無事、完成した同作は、7月19日より開催される『ファンタジア映画祭』（カナダ・モントリオール）と『プチョン国際ファンタスティック映画祭』（韓国）に正式出品されることも発表された。

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　同作はセーラー服の少女・小夜が日本刀を手に、翼手と呼ばれる怪物と死闘を繰り広げる人気シリーズの最新作で、2011年7月〜9月まで放送されたテレビアニメ『BLOOD-C』の続編。水樹は「女性が戦う映画ならではの優雅さや艶っぽさがあるアクションシーンも注目です。かなり吠える野獣化した水樹を楽しんでください！」とアピールした。

　今回初めて声優にチャレンジした橋本は、「愛、友情、成長、いろいろなものが詰まっている作品。みなさん楽しんで観てください！」。同作で監督デビューを飾る塩谷監督は「TVシリーズからの決着。すべて“愛”と“絆”をテーマにしている。多くの人に響けばいい」と期待を寄せた。

　映画『劇場版BLOOD-C The Last Dark』は6月2日より東京・新宿ピカデリーほか全国公開。

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