人気グループ・V6の岡田准一が、百田尚樹氏の小説『永遠の0』の実写化で主演の特攻隊員・宮部久蔵を務めることがわかった。太平洋戦争で敗戦色濃厚な日本軍の状況下にあっても「生きて妻のもとへ帰る」と断言し、生き抜く姿勢を諦めなかった主人公を演じる岡田は、役作りのために髪を五厘にも刈る覚悟。「僕のようなリアルに戦争を知らない世代の方々にも感じとっていただけるよう、誠実に真剣に役に臨みたい」と並々ならぬ意気込みを見せている。
原作は、百田氏がデビュー作にして100万部を売り上げた話題作で、将来に悩む若者が特攻により戦死した祖父のことを調べるうちに、生きることの意義を見い出していく感動作。当時、“神風特攻隊”として玉砕覚悟で戦闘機に乗り込むことが当然とされるなか、死を恐れ生きることに執着した戦闘機乗りが、なぜ特攻に志願したのか。「天才だが臆病者」と海軍仲間から呼ばれた祖父の真実が解き明かされる。
岡田は、撮影に向け軍事教練などを積み、存命のゼロ戦パイロットたちにヒアリングを重ねるなど入念な準備を進めており、「家族のために『生きる』ということにこだわった男を演じることで、何かしら感じとっていただける作品にできるよう、撮影に臨みたいと思います」と語る。そんな岡田演じる久蔵の妻役を井上真央が演じる。「語り継ぐべき真実や大きな愛を今の時代を生きる方たちに広く知ってもらいたいと思いますし、出征した夫との約束を信じて、精いっぱい生き抜く松乃を通して、私自身もその一端を担えたら」と、こちらも気合い十分だ。
同作のメガホンをとるのは、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズを手がけた山崎貴監督。「読み始めたら手を止めることができないほど、作品に引き込まれた」と作品の魅力を語り、「原作のもつダイナミズムに負けないよう、映画で戦っていきたいと意気込んでおります」と明かしている。
公開は2013年で、6月から鹿児島・奄美大島や千葉、茨城などで大規模なロケを敢行するほか、アクロバティックな空撮も行う。近年の実写映画では異例ともいえる3ヶ月間に及ぶ長期撮影を経て、来春の完成を予定。
原作は、百田氏がデビュー作にして100万部を売り上げた話題作で、将来に悩む若者が特攻により戦死した祖父のことを調べるうちに、生きることの意義を見い出していく感動作。当時、“神風特攻隊”として玉砕覚悟で戦闘機に乗り込むことが当然とされるなか、死を恐れ生きることに執着した戦闘機乗りが、なぜ特攻に志願したのか。「天才だが臆病者」と海軍仲間から呼ばれた祖父の真実が解き明かされる。
岡田は、撮影に向け軍事教練などを積み、存命のゼロ戦パイロットたちにヒアリングを重ねるなど入念な準備を進めており、「家族のために『生きる』ということにこだわった男を演じることで、何かしら感じとっていただける作品にできるよう、撮影に臨みたいと思います」と語る。そんな岡田演じる久蔵の妻役を井上真央が演じる。「語り継ぐべき真実や大きな愛を今の時代を生きる方たちに広く知ってもらいたいと思いますし、出征した夫との約束を信じて、精いっぱい生き抜く松乃を通して、私自身もその一端を担えたら」と、こちらも気合い十分だ。
同作のメガホンをとるのは、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズを手がけた山崎貴監督。「読み始めたら手を止めることができないほど、作品に引き込まれた」と作品の魅力を語り、「原作のもつダイナミズムに負けないよう、映画で戦っていきたいと意気込んでおります」と明かしている。
公開は2013年で、6月から鹿児島・奄美大島や千葉、茨城などで大規模なロケを敢行するほか、アクロバティックな空撮も行う。近年の実写映画では異例ともいえる3ヶ月間に及ぶ長期撮影を経て、来春の完成を予定。
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2012/05/21