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2011年度「CM好感度企業ランキング」 1位は「ソフトバンクモバイル」で5年連続

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 2011年度にCMを放送した全1869社中、視聴者の好感度が最も高かった企業は【ソフトバンクモバイル】だったことが17日、都内で行われた『第23回 日本のベスト・アドバタイザー』(CM総合研究所)で発表された。引き続き人気の「白戸家シリーズ」などが牽引し、5年連続1位を獲得した。

人気CM「白戸家」シリーズなどを展開する【ソフトバンクモバイル】が1位

人気CM「白戸家」シリーズなどを展開する【ソフトバンクモバイル】が1位

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■シリーズCMがランキング上位に勢揃い

 CM好感度No.1に輝いた【ソフトバンクモバイル】は、絶大な人気を誇る「白戸家シリーズ」やSMAPが出演するシリーズCMなど63作品を放送。松木安太郎や宇宙飛行士の古川聡氏、トリンドル玲奈など多彩なゲストが出演し話題となった「白戸家シリーズ」では、1回限定で放送した5分30秒の日本史上最長CMなどでも注目を集めた。

 2位は、「宇宙人ジョーンズ」や「ゼロの頂点」などのシリーズCMを展開する『ボス』をはじめ、松田翔太を起用した『なっちゃん』など16銘柄のCMをオンエアした【サントリー食品】。3位は東日本大震災後に放送され、CMで使われた「ぽぽぽぽーん」が流行語となった【ACジャパン】がランクインした。

 仏俳優のジャン・レノがドラえもんを、AKB48の前田敦子がジャイ子を演じるなど、そのキャスティングに注目が集まった【トヨタ】(4位)など、ランキング上位にはロングセラー商品を中心にシリーズCMを展開し、継続的に高いCM好感度を獲得した企業が顔を揃えた。

■企業CMへの好感度が急増

 東日本大震災に見舞われた2011年度は企業メッセージを伝えるCMが積極的にオンエアされ、消費者からの好感を集めた。企業CMの作品数、放送回数、CM好感度はいずれも前年より増加しており、なかでもCM好感度は前年比150%を記録した。

 復興支援メッセージを伝えるCMのほか、改めて企業の在り方を表明したCMも存在感を発揮している。【トヨタ】の企業広告「ReBORN」は織田信長、豊臣秀吉に扮した木村拓哉とビートたけしが東北へドライブするCMを放送。「ドラえもん」の実写版CMでは「免許を、取ろう。」と自動車業界全体の底上げを図るメッセージを伝えた。

 そのほか、創業時からの“周年”を記念した企業CMも多く、創業120周年の【ライオン】、2012年に100周年となる【シャープ】、4月に140周年を迎えた【資生堂】などがあげられる。震災を経て、目先の新しさよりも本質的な価値が見直された今、長い年月をかけて培われてきた信頼感を真摯に伝える企業CMが、多くの共感を集めているようだ。

【調査概要】
集計期間:2011年4月度〜2012年3月度(2011年3月20日〜2012年3月19日)
調査対象:関東1都6県在住の一般モニター男女3000人に聞いた「月例CM好感度調査」の12ヶ月分より集計
2011年度のCM展開:全1869社
(すべてCM総合研究所調べ)


関連写真

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