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劇場版『ONE PIECE』の脚本に鈴木おさむ 初起用の決め手は「何より大ファン」

 シリーズ累計発行部数2億6000万部を超える人気漫画『ONE PIECE』(集英社)の3年ぶり11作目となる劇場版アニメ『ONE PIECE FILM Z』(12月15日公開)の脚本を、人気放送作家の鈴木おさむ氏が手掛けることが19日、わかった。同作の大ファンである鈴木は、念願の初参加に「大ファンである僕が、魚人島編直後のお話を作らせていただきました。新世界編に突入した映画はワクワクする物語になっています!」と大喜び。脚本制作に当たり、幾度も原作者・尾田栄一郎と打ち合わせを重ねており「新世界編に突入した映画はワクワクする物語になっています」と確かな手応えを明かしている。

劇場版『ONE PIECE FILM Z』の脚本を手掛ける鈴木おさむ氏 (C)ORICON DD.inc

劇場版『ONE PIECE FILM Z』の脚本を手掛ける鈴木おさむ氏 (C)ORICON DD.inc

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 1997年に『週刊少年ジャンプ』34号で発表されて以来、コミックスの累計発行部数は2億6000万部を超え(2012年4月13日現在)、最新刊65巻では初版発行部数400万部で日本記録を樹立。連載15周年を記念し、3月20日から六本木で開催された初の原画展覧会には、開幕から18日間で来場者数が10万人を超えるなど、国民的人気コミックとなっている。

 同作のプロデューサー・種田義彦氏(フジテレビ)は「何よりワンピースの大ファンであること、そして、現在バラエティーの放送作家として、日本一皆さんを楽しませている一人だから」と起用理由を明かし、「ドキドキわくわくする作品を書いてくれました」と鈴木氏を絶賛した。

 2009年の劇場版では映画ストーリー、コスチューム、クリーチャーデザイン、製作総指揮のすべてを尾田氏が務め、累計興行収入48億円、劇場版シリーズ歴代最高記録&2010年邦画興行収入上半期第1位を記録。3年ぶりとなる今作も、総合プロデューサーは尾田氏が担当し、オープニングテーマ曲はPerfumeきゃりーぱみゅぱみゅをプロデュースする中田ヤスタカ(capsule)が担当する。

 このほか、21日からは公開に先駆けて特報第1弾が上映され、ここでは尾田氏が実際に使用している仕事机を収録。翌週28日から劇場に設置されるチラシでは、新キャラクター「Z(ゼット)」の謎に迫るものも記され、こちらもファンからの注目を集めそうだ。

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  • 劇場版『ONE PIECE FILM Z』の脚本を手掛ける鈴木おさむ氏 (C)ORICON DD.inc
  • 【関連画像】チラシ/(C)尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会
  • 【関連画像】タイトルロゴ/(C)尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会

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