韓国ソフトウェア振興院はこのほど『デジタルコンテンツ著作権紛争の合理的解決のための公聴会』で、アジアにおける韓流デジタルコンテンツの不正流通状況を調査した結果を発表した。 同調査は、今年6月から中国・北京、インドネシア・ジャカルタ、そしてフィリピンのマニラを調査したもの。そのなかでは、韓国国内で公開されたばかりの映画が、公開の2日後には中国で海賊版DVDが販売されており、その価格は、韓国の正規品の10分の1にもおよばない価格であったとしている。また、そうした海賊版のなかには、『天国の階段?』などタイトルを誤って(?)使用するケースもみうけられ、それが大手のデパートで堂々と販売されている例もあったという。