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　初期の食道がんを公表し、今月初めに手術を行ったミュージシャン・桑田佳祐が、7日深夜放送のレギュラーラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』（TOKYO FMほか全国38局ネット）に、術後の経過を伝えるメッセージを「ツイッター」と称して寄せた。桑田は「無事手術が終わり、転移の様子もなく、お医者様からも最良の出来栄えでしたとのお話をいただきましたので、ご安心ください。まだ術後は多少の痛みがありますが、なんとか頑張ります」とし「ICU（集中治療室）より愛を込めて 8月4日 桑田佳祐」と結んだ。

　この日のラジオでは、大学時代の後輩で、サザンオールスターズのサポートギターも務めている歌手の斉藤誠が代理でパーソナリティを務め、番組は進行。桑田が寄せたメッセージには追伸として原由子も「たくさんの応援メッセージをありがとうございました。声もおかげさまで異常なしです」とファンにコメントを寄せた。術後の回復は順調で、同番組放送日にはすでに「ICUからも出ている」状況と伝えられた。

　先月28日に食道がんを公表した桑田は、今月初めに手術を行い、無事成功。術後の経過は良好で、麻酔からさめるとすぐに発声でき、翌日には少し歩くこともできたなど、担当医も驚くほどの回復ぶりをみせている。25日にはニューシングル「本当は怖い愛とロマンス」を予定通り発売する。

　また、妻でサザンオールスターズ（活動休止中）の原由子が、朝日新聞夕刊で昨年4月より連載中のコラム『あじわい夕日新聞』（隔週金曜）を、「桑田のサポートに専念」することを理由にしばらく休載することを6日付の同紙で発表した。

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