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　お笑いコンビ・ナイツが23日、自身2冊目となる書籍『ナイツの勘違いッ時事放談』（竹書房）の発売記念イベントを都内で行った。さまざまな時事ネタをあらゆる角度から斬っている同書にちなみ、今“一番物申したい人物”は「僕らみたいな、日の当たらないところでコツコツやっている芸人がいるのに…」（塙宣之）と、同じ浅草の漫才協会で親交のあるWコロンの名を提示。ねづっちの謎かけで一気に認知度のあがった同コンビに「ふざけるな！」と嫉妬をあらわにした。

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　同書では、昨年1月から今年6月までの時事問題に2人が鋭く言及。「M-1グランプリ」から「第2回AKB48総選挙」まで、計37本のニュースをナイツ特有のユーモアあふれる言葉で突っ込んでいる。土屋伸之は「うち（漫才協会）の会長からずっと『ナイツは時事ネタをやったほうがいいんだよ』と言われてて、やっとかなった！（会長に）報告したいですね」と満足げ。「時事ネタでどんどん行こうと思います」と次回作への意欲をのぞかせた塙だが、出版社からの「目標10万部」という声には「リアルに…4万部で」と縮こまっていた。

　女子高生が選ぶ『上半期で最もブレイクしたと思う芸人』（ORICON STYLE調べ）で1位を獲得するなど、波に乗っているWコロンに対し、塙は「同じようにやってきて、俺らの仕事を奪うな！」と負け惜しみ。一方の土屋は、同書のタイトルを引っ張り出し「『時事放談』とかけまして『素敵な熟女』とときます。そのココロは、売れたら（熟れたら）いいな」と即興謎かけを披露。Wコロンへライバル心をあらわにした。