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　ロックバンドX JAPANのリーダー・YOSHIKIが、2008年の再結成ライブを含む10公演分の出演料などが未払いだとして、ライブを主催した音楽制作会社ネクスターコーポレーションに対して約3億7500万円の損害賠償を求めて東京地裁に今月10日に提訴した。

　X JAPANは2007年に再結成した際、CD販売やコンサート開催について同社と契約。その後、翌年の東京ドームで行った再結成ライブ3daysを皮切りに、香港などアジアを中心に10公演展開した。しかし、いまだに出演料および印税の前払いや契約金、計6億円が支払われていないと指摘。YOSHIKI側は、同社がX JAPANのライブチケットやグッズ販売によって25億円以上を売上げていることを挙げ、損害賠償を求めて提訴した。

　今年に入ってX JAPANは、ボーカルのTOSHIが自己啓発セミナー団体「ホームオブハート」からの脱会と妻・香さんとの離婚、自己破産という衝撃告白をして先日ソロ活動に終止符を打ったばかり。今後は米国に拠点をおいて活動することも発表した。