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つるの剛士、再ブレイクの“副産物”は「クイズじわ」だった!

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 “おバカ”キャラで珍回答を連発! さらに、ユニット『羞恥心』としてCDデビューすれば、シングル週間ランキングで2週連続2位(4/21、4/28付)の好成績を叩き出す。「バラエティ的には…計算かもしれませんがね」と、自らの想いを素直に語る男・つるの剛士。1997年、テレビ『ウルトラマンダイナ』のアスカ・シン隊員で一躍脚光を浴びた彼は、最近ではクイズ番組の出演で珍回答を連発する憎めないキャラクターが注目され、再び熱い視線が注がれている。このほど、ORICON STYLEの単独インタビューに応じたつるのは、なんとおでこに“クイズじわ”が出来ていたことを告白。ノリに乗っている彼の素顔に迫った。

 「いや〜僕にとってはハードルが下がってとっても助かってますよ!」これが、今の彼の本音だ。フジテレビ系『クイズ!ヘキサゴン?』での珍回答はもとより、漢字、スポーツetc…「興味のないものは知らない。勉強したって、これまで役にたったことがない!」と言い切った彼。ユニット・羞恥心の上地雄輔、野久保直樹には「あうんの呼吸で彼らの心が解るんです。奇跡ですよ!」と、まるで血のつながった兄弟のことを語るかのように言葉が弾みだした。再び、彼は強調して語る。「普通に言動して、評価されるようになったのは本当に嬉しいですね!」。「納得」というよりむしろ「関心」しっぱなしといった感じで最近の注目ぶりについて語った。

つるの剛士 

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 自身のファンについては、「ウルトラマン、ラジオ、ヘキサゴン。それぞれファン層がバラバラで全く重ならないんです」と話したつるの。本格的なデビューからおよそ11年、今では、事務所の先輩である上島竜兵(ダチョウ倶楽部)でさえ『天然には勝てないわ!』と舌を巻く存在へと成長したが、本人にその自覚はなく「僕の中では何も変ってない」と謙そんする。

 ここに、こんな証言がある。彼のファンが大幅に増えるきっかけとなったラジオ番組の一つ、JFN系『BPR5000』(2001〜2005年)を当時担当したディレクター・東海林靖氏は「彼が、人として相手(リスナー)と本気で向き合える姿勢が、今の成功につながったのでは?」と分析した。ラジオDJとして出演していた当時も、新聞や時事ネタに全く関心が無く「ただ、新聞を読ませるだけなのに。……読み方を間違うんです。普通なら、そこで『何をやっているの?』ってなるけど、我々はそれをコーナーにして知らず知らずのうちに彼をイジっていた。それでも、カッコつけず、熱い想いを持って真剣に仕事に取り組む数少ない“ラジオスター”でしたよね」。

 テレビでは、タレント・島田紳助が彼をイジりだしてブレイクへとつながったと映っているかもしれないが、その前兆はすでにラジオにあったわけだ。「毎週、月〜水曜日の深夜(27〜29時)に生放送。4年も続いたのは、ひとえに彼の人柄が、ラジオという個性が出るメディアを通してリスナーに伝わったからですよ」。今の“再ブレイク”を支えるのは、作られたものではないつるの剛士という“素”をあますことなく出せる場所があり、またそれを最大限に生かして表現しているからだったのだ。

 また、こんな話もある。3児の父親でもあるつるのとは同じパパ同士ということで“パパ友”のロンドンブーツ1号2号・田村亮(2児の父親)は、誰も知らない「釣りバカ秘話」を明かした。「まだ、今ほどブレイクする前、お台場での仕事の後に彼は…何と、すぐその周辺でブラックバス釣りをしては、せっせと携帯の写メールでその様子を僕に送ってきてくれていた! 今は、音楽面でもブレイクしているけど、その昔つるの君は同郷(大阪・高槻)のローリーさん、僕の3人でバンド結成を考えていて誘われたんです。でも、僕って極度の音痴なんですよ(笑)。見る目が無かったというのか、天然というのかね〜」と、素顔の彼を語った。裏表のないつるのの人柄の良さは、こんなところにもにじみ出ていた。

 自分でも「ビックリしている」という“おバカフィルター”を通して、老若男女のファンをゲットしたつるの剛士。インタビューの最後に、彼は真顔でこう言った。「僕……、光浦靖子さんにも言われたんですが、最近顔に“クイズじわ”ができたんですよね〜」。

 「30歳を超えた大人のアイドルごっこ」と表現した『羞恥心』の活動。ピンマイクをつけたまま次のロケ現場へ行くなど“おバカ列伝”の数々。だが、彼には「努力する姿勢の大切さ」を感じているという、最高の“武器”でさらなる飛躍を狙う。



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関連写真

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