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　女優の森光子が単独主演公演記録を更新し続けていた舞台『放浪記』が23日（土）、東京・日比谷のシアタークリエ公演で通算1900回を達成した。公演後には特別カーテンコールが行われ、近藤真彦、東山紀之らジャニーズタレント11名が祝福に駆けつけた。森は「幸せに浸りっぱなしです。1900回達成させてくださるのは、お客様の力がないとできない事。こんな幸せはありません」と感謝を述べ、今後も「名作を磨いていきたい」と話すと会場からわれんばかりの拍手が起こった。

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　1961年の『放浪紀』初演から代役なしで47年間務めてきた森は、今回の上演で「初演を思い出しました。舞台の端からお客さんが入ってくださっているか、恐る恐る見たのを覚えている」と回想。さらに「昭和36年の5月頃に（脚本を務めた）菊田（一夫）先生から秋に『放浪紀』をやるからと言われ、信じられなくて。宣伝写真を撮りに行って嘘じゃないと思ったら、夢のようで宙に浮いたのを覚えている」と故・菊田さんとの思い出を語った。今後の目標について聞かれた森は「目標は新作と言っていたけれど、今は恐い。菊田先生の作品でまだ読ませてもらっていないものがあるので、それをやってみたいですね」と意気込んでいた。

　また、ジャニーズ事務所所属の全タレントの想いが会場に集結。会場に来られなかったメンバーからはメッセージ入りの風船が贈られ、近藤は「森さんの舞台を観て元気になる。2000回、2500回と頑張ってください」と祝福。東山も「歴史的な瞬間に立ち会えて幸せ。森さんの存在なくして僕らはいない。たくさんの元気を下さい」とエールを贈っていた。2人の他、植草克秀（少年隊）、佐藤アツヒロ、堂本剛（KinKi Kids）、坂本昌行・森田剛・三宅健・岡田准一（V6）、渋谷すばる・村上信五（関ジャニ∞）が駆けつけた。

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