人気デュオ・CHAGE and ASKAのASKA（55）が一部週刊誌で薬物使用疑惑について告白したことを受け、ASKAの所属事務所は10日、公式サイトで同記事掲載の経緯を報告するとともに、ASKAの活動自粛を発表した。

　所属事務所は「ASKAは一連の報道の発端となった週刊文春の記者へ、取材ではなく個人的に話をしたいという衝動的な気持ちから連絡し、記者も取材ではないことに同意した上で自宅に招きました」と経緯を説明。

　結果的に記事として掲載されたが「本人が承諾したものではありません」といい「これらの経緯について弊社は一切関知しておりません」と強調している。

　また、同社社長とASKAが9日に話し合い、一連の報道で世間を騒がせた影響と社会的責任を踏まえ、ASKAの活動自粛を決定。今後については「引き続きの健康の回復に努めることといたしました」と報告している。

　同事務所ではこれまで「ASKAに違法行為や公序良俗に反する行為がないことを確認」し、健康の回復支援に努めてきたが、無断での記者との接触や薬物の入手経緯、今回の記事内容は「これまでの信頼関係を損なうものとして大変遺憾です」と怒りをあらわ。「これらの経緯についても本人の認識が甘く、極めて不適切な行為であったと疑われても否定できません」とし、ファンや関係者に謝罪している。