今年の『R-1ぐらんぷり』で準優勝したピン芸人・アンドーひであきが6日、都内で行われた韓国ドラマ『サラリーマン楚漢志（チョハンジ）』に出演する韓国女優・チョン・リョウォンの来日記者発表に出席した。アンドーは、『R-1』で知名度が急上昇したことに「あまりよくないと思いますよ」とプレッシャーを感じている様子で、「現在はサクセスストーリーを掴みかけてる段階。いつ落としてもおかしくない」と不安をあらわにした。

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　この日は、チョンの前で得意の“ものまねアンドロイド”を披露したアンドー。チョンは「とてもハンサムな方と思っていたけれど、本当に多才なんですね。今度は韓国でお会いしたい」とべた褒め。アンドーは「アンドロイド中はあまり感情を持たないようにしているのですがうれしいです」と照れていた。

　同作は、秦代末期の楚の項羽と漢の劉邦の対決を書いた中国歴史小説「楚漢志（チョハンジ）」からモチーフを得て、製薬会社で働くサラリーマンたちの日常と、新薬開発をめぐる企業間競争をコミカルに描いたサクセスストーリー。

　社会人経験もあるアンドーは、「やりたいことが沢山ある中で働いて色々と募った上で、試行錯誤したから今の自分がある」と主人公を自身に投影。「僕もこれから上がっていかなきゃいけないので、主人公の飽くなき欲求を見習って努力したい」とアピールした。

　また、アンドーは「自分の名前をネットとかで見ても、まだあまり実感が沸かない」といい、「もともとエンターテインメントの舞台に憧れて、ダンスも続けてきたし、漫才にコントと模索していくうちに、遊びを入れてみたら今の物まねができた。今後も固定観念にとらわれないで、身の回りにあるもの全てを模写できたら」と意気込みを語った。

　同作は、スマートフォン向け放送局『NOTTV』で6日より日本独占放送される。毎週水・木曜日23：15〜放送。