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新栄プロ西川会長本葬に約1000人参列 前妻・五月みどり「恐かったけど、すばらしい人」

 昨年12月26日に間質性肺炎のため亡くなった、老舗芸能事務所・新栄プロダクションの会長、西川幸男さん(享年87)の本葬が4日、東京・西浅草の東本願寺で営まれ、約1000人が弔問に訪れた。演歌歌手の北島三郎(76)と作曲家で歌手の岡千秋(62)が弔辞で最後の別れを告げるなか、前妻で女優の五月みどり(73)は「難しいですね…」と口ごもり「今、こういう男性はなかなかいないと思う。こういう人、いなかったと思う…恐かったけど、すばらしい人」と、言葉を振り絞るかのように振り返った。

前妻の五月みどり (C)ORICON DD inc.

前妻の五月みどり (C)ORICON DD inc.

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 西川会長とは50年以上の付き合いだったという松方弘樹(70)は「芸能界の歴史が、また一人逝ってしまった」とさみしげに語り「一番最初に会った時、会長は30代でバリバリで強烈にすごい印象に残ってる。西川会長の生き方、男としてかっこいいなと思ってました」と故人を偲んだ。

 一時、新栄プロに所属していた演歌歌手の細川たかし(62)は「残念ですけど、元気で男っぽいすばらしい会長でした。宴会が好きな会長でしたので、そういう思い出がたくさん残ってる。先に村田(英雄)先生も亡くなりましたけど、向こうで「蟹工船」が大好きな会長だったので、一緒に歌っているのでは?」。

 同プロダクションの系列事務所所属で、天才演歌歌手として注目を集めたさくらまや(14)は「会長さん、『歌うまいな〜』って言ってくださって、励みになっていた。ありがとうございます。いつも褒めて下さった。もっともっと頑張ります」と語っていた。

 西川会長の法名は「大雲院殿道徹日幸大居士」。生前の22年前にすでにいただいていた法号といい、意思を曲げず、芸能界の枝葉を作ったという意が込められている。遺影は72歳時の写真で、次男でプロゴルファーの西川哲と女優・菊池桃子の結婚式に撮られたものが使用された。

 祭壇は遺族の意向で重厚感があってシンプルなイメージで組まれ、約1万本の白の花が飾られた。また、新栄プロを築いたきっかけともいえる故・村田英雄さんの代表曲「王将」にちなみ、将棋の「王将」の駒も置かれた。

関連写真

  • 前妻の五月みどり (C)ORICON DD inc.
  • (左から)北島三郎、岡千秋 (C)ORICON DD inc.
  • 新栄プロダクション会長・西川幸男さんの祭壇 (C)ORICON DD inc.
  • 新栄プロダクション会長・西川幸男さんの祭壇 (C)ORICON DD inc.
  • 新栄プロダクション会長・西川幸男さんの本葬に参列した岡千秋
  • 新栄プロダクション会長・西川幸男さんの本葬に参列した九重親方
  • 新栄プロダクション会長・西川幸男さんの本葬に参列した前妻の五月みどり (C)ORICON DD inc.
  • 新栄プロダクション会長・西川幸男さんの本葬に参列した細川たかし
  • 新栄プロダクション会長・西川幸男さんの本葬に参列した徳光和夫
  • 新栄プロダクション会長・西川幸男さんの本葬に参列した北島三郎

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