俳優の高橋英樹が5日、東京・ホテルニューオータニで行われた『平成24年度 ゆうもあ大賞』に出席した。同日、急性呼吸窮迫症候群のため57歳で亡くなった歌舞伎俳優の中村勘三郎さんについて、高橋は芝居をよく鑑賞したといい、「もうあの才能が見れないと思うとつらい、これから20年後、30年後もお芝居を見せてくれると思っていたので残念」と惜別の思いを吐露。また、「芸に対してシビアで勉強家、お客さんをどう楽しませたらいいのか、いつも考えていて。お芝居、お芝居、お芝居な方だった」と肩を落とした。 同大賞にはロンドン五輪女子柔道金メダリストの松本薫、重量挙げ女子銀メダリストの三宅宏実も選出され、父親でコーチを務める三宅義行も参加。松本と三宅に挟まれた高橋は「両手に世界ですね! いれてもらえたことがすごい!」とトロフィーを片手に喜んだ。
2012/12/05