歌手のMay’nが21日、東京・青海のZEPP TOKYOで初のワールドツアー『ROCK YOUR BEATS』のファイナル公演を行った。全18曲を披露し、アンコールでは来年3月2日に自身3度目となる東京・日本武道館単独公演開催を発表。この日に23歳の誕生日を迎えたMay’nは「ライブで23歳のスタートが切れるのは嬉しい。もっと音にこだわっていきたいし、何事にもチャレンジしたい」と今後の抱負を語った。

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　今年5月からスタートしたワールドツアーは、アメリカやフランス、ドイツ、アジア各国をめぐり、国内外あわせて全34公演を敢行。開演前、報道陣のインタビューに応じたMay’nは「約半年間かけてやり遂げることができた。大きなチャレンジでしたし、あっという間でした」と、ツアーが終わる寂しさをにじませつつも充実の表情を浮かべた。

　初のヨーロッパ公演を通じ「みんなが大合唱してくれるのを見て、音楽の力ってすごいなって。曲の素晴らしさを伝えることができたかな」と手応え。3度目の武道館公演に向けては「より音楽を考えることができそう。演出ももちろんスペシャルなものになるけど、基本的な部分の音や気持ちを伝えたい。今までとガラっと変わる武道館になるかな」と、今回の経験を糧にさらなるステップアップに期待を込めていた。

　ライブではシングル曲「Chase the world」や「Brain Diver」などを熱唱し、満員の会場を沸かせたMay’n。全曲歌い終えた場面では、サポートミュージシャンから誕生日を祝してバラの花束が送られ、さらにファンからは彼女の代表曲「May’n☆Space」が大合唱されるサプライズも飛び出し、大感激していた。