5月29日に老衰のため亡くなった日本最高齢の映画監督で脚本家の新藤兼人さん(享年100)の通夜が2日、東京・港区の増上寺光摂殿でしめやかに営まれた。津川雅彦は弔辞を述べた後、「脚本が新藤監督の一番のパワーだったんじゃないかと思います」と新藤監督との撮影を振り返り、「僕は足元にも及ばないけど根性を見習うことはできる。1歩でも2歩でも近づきたいし、それまで先生にさよならは言いません」と力強く語った。 そのほか豊川悦司、竹中直人、原田大二郎、星由里子、神山征二郎監督、山本晋也監督、宮崎美子、永島敏行、奥田瑛二、安藤和津、安藤モモ子、安藤サクラ、平田満、川上麻衣子、篠田正浩監督、渡辺大ら著名人、関係者ら約1000人が参列した。
2012/06/02