「率直に言うと嫌でした。生のライブって緊張するし、気持ち的に舞台から逃げていたところがあった」と語る女優・井上和香(31)。約4年ぶりの舞台『FUNNY BUNNY ―鳥獣と寂寞の空―』(4月19日〜東京・青山円形劇場)では「克服したいし、変われるようにしたい」と自分を変えるチャンスが待っている。 同作は、井上も出演している映画『荒川アンダーザブリッジ』(公開中)を手掛けた飯塚健監督が脚本・演出を担当。自殺志願者の「蒼い光」が見える特殊能力を持った剣持聡(小林且弥)と、剣持に声を掛けられた4人が共に行動して命と向き合い、井上は自殺を胸に秘める主人公格の人物を演じる。
2012/02/27