デビューシングルは、卒業ソング「さくらなみき」と、キャラクター『ブツブツ大仏』とコラボしたコミカルな歌「だいぶつぶつぶつ」のカップリング。
日南響子(以下:響子)「最初は『だいぶつぶつぶつ』っていう言葉しか聞いてなかったんですよね。“だいぶつぶつぶつ……これは、アーティスト名なのかな?”って(笑)。タイトルだとわかって、どういう歌なのかなと少し不安はあったんですけど、『ニコ☆モコ』のメンバーを聞いたら仲のいいコばかりだったので。みんなで楽しくできればいいなって思いました」
音楽プロデュースを手掛けたのは、お笑い芸人・ますだおかだの増田英彦。
立石晴香(以下:晴香)「2曲とも増田さんが学校生活について私たちの意見を聞いて歌詞を作ってくれたんです。私は3月に中学を卒業するので『さくらなみき』を聞いたときは“私も卒業なんだなぁ”って、本当に共感できました。(増田さんが歌う)『だいぶつぶつぶつ』のラップ部分も“どんなことに不満がある?”って聞かれて。あの歌詞には私たちの“ブツブツも入ってるんですよ」
響子「正反対な2曲だからこそ逆にグッときた、というか。面白いなって思いました」
レコーディングでのプロデューサー・増田のこだわりは、細かくキビシイものだった。
晴香「何回もダメだったのが『だいぶつぶつぶつ』の“ダダダ ダダダ ダダ ダダ ダダ ダダ”っていうフレーズ。そのタイミングがなかなか合わなくて!“ダが1個多い”“ダが早い!” “今度は遅い!”って、もう何回もやって(泣)。“ダダダ、ダダダ…”って、指で数えながら必死に歌いました」
響子「私は『さくらなみき』が大変でした。フレーズの最後を伸ばさずに短く切って歌わなくちゃいけなかったんですけど、どうしても伸ばして歌っちゃうんです。それを“もっと短く!”って」
中山絵梨奈(以下:絵梨奈)「本当に何回もやったよね。全部の言葉の終わりに小さい“っ”を入れる感じで。そこは増田さんのこだわりでした。全員、何回も歌って」
田中若葉(以下:若葉)「“これでもか!“ってくらい(笑)。“もっと、もっと”って言われて、そこがすごく大変でした」
しかし、増田の独特の歌唱指導は、ニコモたちにもぴったり合っていたようす。
響子「体を使って教えてくれるんですよ! レコーディングで私たちが歌ってるときもガラスの向こうで踊ってるんです(笑)」
晴香「あと私は出身が大阪で増田さんと一緒なので、関西にあるいろんな地域の名前を使ってアドバイスしてくれました。“じゃあ、ここは芦屋のテンションで”“了解です! 上品に歌います!”とか(笑)」
響子「『さくらなみき』では“好きな人を思って”と言われました。『だいぶつぶつぶつ』はキレイに歌おうとすると歌のお姉さんみたいになっちゃうから“もっとテンション上げて、ハッチャけて歌って!”って」
絵梨奈「私も5歳くらいのコと遊んでいるときのように歌ってほしいと言われました。逆に下手でいいって」
若葉「(うなずきながら)高い声を出せなくていいから、普通に地声で歌ってくれって」
このほか、「ニコ☆モコ」の4人のオーディションエピソードや、「ぶっちゃけトーク」はWEBデ☆ビューのGIRLSインタビューに掲載中。
■ニコ☆モコ/プロフィール
にこ☆もこ●雑誌『ニコラ』(新潮社刊)から生まれた、ファッションモデルの日南響子、立石晴香、中山絵梨奈、田中若葉の4人による特別ユニット。ますだおかだ増田英彦のプロデュースで3月3日にデビューシングル『さくらなみき/だいぶつぶつぶつ』(ポニーキャニオン)をリリースした。4月で高校2年生になる日南響子は3月末で『ニコラ』を卒業する。
■GIRLSインタビュー/ニコ☆モコ
http://www.deview.co.jp/interview/index.html#interview1
■日南響子&中山絵梨奈所属『スターダストプロモーション』新人募集
http://www.deview.co.jp/ds/search.html?cmd=view&id=7870&
■モデルニュース満載『WEBデ☆ビュー』
http://www.deview.co.jp/ds/search.html?cmd=view&id=7793&
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2010/03/23