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2009年12月24日に29歳の若さで急逝した人気ロックバンド・フジファブリックのボーカル&ギターの志村正彦さんのお別れ会『志村會』が21日、東京・中野サンプラザで営まれている。祭壇には遺影のほか1500本の生花と造花で富士山、ギターが描かれ、志村さんの私物のギターやアンプが置かれた。式の冒頭ではメンバー3人が献花に訪れ、文書でコメントを発表。キーボードの金澤ダイスケは、「今は現実と向き合い、受け入れていく時だと思っています。志村會は僕達を含めみんなにとって区切りの、思い出の、転機の、そしてありがとうを伝える日になれば」と思いを寄せた。
縦2.8m、横2mの遺影には、2009年5月に発売された男性ファッション誌『men’s FUDGE』に掲載されたモノクロ写真をカラーにして使用。祭壇には白のストック、青紫のデルフィニュームの花で富士山が描かれ、その中心には赤い造花によるギターが形作られた。またお別れ会の名称『志村會』は生前の志村さんが開いていた“飲み會”の名前に由来している。
ホール内に流れているBGMはメンバーたちが選曲したもの。会場の中野サンプラザは、志村さんが昔アルバイトしていた地が中野だったということ、またすでに実現しているが同所でのライブ開催を夢見ていたこと、場所自体が好きだったことから決定した。来場者にはこの日のために作られたポストカードが配られた。
開場前から多数のファンが集まり、敷地内には長蛇の列ができた。会場の座席にファンが着席したのちにアナウンスで『志村會』が始まり、冒頭でのメンバーによる献花を見たファンのすすり泣きがホール内に響いた。なお昼の部(後3時まで)の参列者は約5000人。夜の部は後5時から8時まで同所で開催される。
以下はメンバーのコメント全文
金澤ダイスケ(キーボード)
「月日の過ぎるのは早いもので、まもなく一か月が経とうとしています。今は現実と向き合い、受け入れていく時だと思っています。僕達は7月に行われるライブを実現させるべく、それに向けての話し合いをしています。志村會は僕達を含めみんなにとって区切りの、思い出の、転機の、そしてありがとうを伝える日になればと思っています」
加藤慎一(ベース)
「未だ気持ちの整理がつかずですが、過ぎて行く日々の中、前を向いて歩きださなければいけない気持ちはあります。フジファブリックとして出来る事があると思うので何かしら形にしていきたいです」
山内総一郎(ギター)
「ファンの方々や関係者の方々、一人一人いろいろな想いがあると思います。今は音楽を続けていくということでしか表せないです。彼とはまだまだいっしょに音楽を作りたかったし、いっしょにギターを弾きたかったです」
◆関連ニュース おくやみ・訃報
フジファブリック
2009年12月24日に29歳の若さで急逝した人気ロックバンド・フジファブリックのボーカル&ギターの志村正彦さんのお別れ会『志村會』が21日、東京・中野サンプラザで営まれている。祭壇には遺影のほか1500本の生花と造花で富士山、ギターが描かれ、志村さんの私物のギターやアンプが置かれた。式の冒頭ではメンバー3人が献花に訪れ、文書でコメントを発表。キーボードの金澤ダイスケは、「今は現実と向き合い、受け入れていく時だと思っています。志村會は僕達を含めみんなにとって区切りの、思い出の、転機の、そしてありがとうを伝える日になれば」と思いを寄せた。
縦2.8m、横2mの遺影には、2009年5月に発売された男性ファッション誌『men’s FUDGE』に掲載されたモノクロ写真をカラーにして使用。祭壇には白のストック、青紫のデルフィニュームの花で富士山が描かれ、その中心には赤い造花によるギターが形作られた。またお別れ会の名称『志村會』は生前の志村さんが開いていた“飲み會”の名前に由来している。
ホール内に流れているBGMはメンバーたちが選曲したもの。会場の中野サンプラザは、志村さんが昔アルバイトしていた地が中野だったということ、またすでに実現しているが同所でのライブ開催を夢見ていたこと、場所自体が好きだったことから決定した。来場者にはこの日のために作られたポストカードが配られた。
開場前から多数のファンが集まり、敷地内には長蛇の列ができた。会場の座席にファンが着席したのちにアナウンスで『志村會』が始まり、冒頭でのメンバーによる献花を見たファンのすすり泣きがホール内に響いた。なお昼の部(後3時まで)の参列者は約5000人。夜の部は後5時から8時まで同所で開催される。
以下はメンバーのコメント全文
金澤ダイスケ(キーボード)
「月日の過ぎるのは早いもので、まもなく一か月が経とうとしています。今は現実と向き合い、受け入れていく時だと思っています。僕達は7月に行われるライブを実現させるべく、それに向けての話し合いをしています。志村會は僕達を含めみんなにとって区切りの、思い出の、転機の、そしてありがとうを伝える日になればと思っています」
加藤慎一(ベース)
「未だ気持ちの整理がつかずですが、過ぎて行く日々の中、前を向いて歩きださなければいけない気持ちはあります。フジファブリックとして出来る事があると思うので何かしら形にしていきたいです」
山内総一郎(ギター)
「ファンの方々や関係者の方々、一人一人いろいろな想いがあると思います。今は音楽を続けていくということでしか表せないです。彼とはまだまだいっしょに音楽を作りたかったし、いっしょにギターを弾きたかったです」
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2010/01/21