「解散」「復活」「再結成」「一時休止」などのアーティスト活動の進退に関するニュースがやけに目立った2009年。さらには、「解散報道を否定」なんていうニュースもいくつか駆け巡り、2009年の音楽シーンは、“音楽”だけでなく“情報”にも踊らされた1年といってもいいかもしれない。そんな2009年は年明け早々の正月気分の抜けやらぬ1月4日、1996年に解散したグループ・大事MANブラザーズのボーカル・立川俊之が公式サイトで、音楽活動の再開を宣言。大所帯となる“大事MANブラザーズオーケストラ”の結成を明かした。そして、5日にはユニコーンが、1993年の解散から16年ぶりとなるバンド活動再始動を正式に発表、世間をあっと驚かせた。この後も数々の復活・解散劇が繰り広げられ、解散否定〜といった情報も駆け巡る1年となった。
2009/12/28