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「いつも『1回どう?』って…」黒柳徹子、故・森繁さんとの思い出語る

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 老衰のため96歳で死去した故・森繁久彌さんと共にテレビを草創期から支えたタレントの黒柳徹子が11日、コメントを発表した。黒柳が司会を務めるトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)の1976年2月の第1回放送のゲストだった森繁さんに黒柳は「親戚のおじちゃんがいなくなってしまったような悲しさを感じます」と故人を偲んだ。さらに「いつも『1回どう?』とおっしゃられていて、最近では『いつまでも言ってくださいね』なんて冗談を言っていました」と森繁さんとの思い出を明かした。

『徹子の部屋』初回放送 第一回目のゲストとして登場した森繁久彌さん(左) 

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 森繁さんと黒柳は、半世紀以上前からNHKのドラマやバラエティ番組などで共演。『徹子の部屋』の記念すべき第1回ゲストとしても有名で、計13回にわたって出演。初回放送の際、森繁さんが黒柳の胸をタッチするなど、ユーモア溢れるやりとりが交わされた。「森繁さんは、女性にもてていらっしゃったから、まだ若かった私は「気をつけなきゃ」と思っていましたけど、後から思えば、可愛がってくださっていたんだと思います」と当時を振り返る。

 「私にとって恩師という部分もあり、またその一方で、テレビという新しいものを前にして、同時にスタートを切った同志という部分もありました」という黒柳。晩年に『徹子の部屋』出演した際には、体力、集中力が落ちてきていたという。だが、「そんなときに『私は森繁さんの良いところをお見せしたいのでちゃんとやってください』と怒ると、おでこに青筋を立てながら、難しいところを集中してビシッと詩の朗読などをしてくれました。『ああ、私の求めに応じて、つらいところを一生懸命やってくださっているんだ』と、胸がいっぱいになったものです」と森繁さんとの思い出を語っていた。

 なお、本日12日放送の『徹子の部屋』は特別番組として森繁さんの追悼特集を放送する。




 森繁久彌

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