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いじめ、リストラ、虐待、自殺など深刻な社会問題を背後に描きながらも、そこに流れる母子の愛をやさしく映し出す映画『愛してよ』の初日舞台挨拶が12月17日(土)渋谷 シアター・イメージフォーラムにて行われた。 石井渉プロデューサーは「ようやくこの日を迎えることができて嬉しく思います。『キング・コング』ではなく、この作品を選んで観に来てくださったことに感謝いたします」と喜びを語った。撮影中は、当時10歳(現在12歳)の塩顕治の感じたありのままの表情を撮りたいと、彼には台本を渡されなかったという。このことについて塩は「少し不安はありましたが、自然に演じることが出来てよかったです」と少年らしい素直な感想を述べていた。同時に、「ありのままの表情は一度しか撮影できないからね」と、監督から共演者にかなりのプレッシャーがかけられたという。そんな福岡芳穂監督は作品について「“愛”は“希望”に繋がっていくものだと思うのですが、希望にたどり着く前には“絶望”があり、それを乗り越えてこそ“希望”が生まれるのだと思っております。この作品には、多くの物事が描かれておりますが、それを皆さんなりに考えて、感じていっていただければ嬉しいと思います」と挨拶を締めくくった。

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