現地時間10日、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催されている「第96回アカデミー賞」授賞式で、山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞した。日本映画およびアジア圏の映画で初となる快挙に、主演の神木隆之介ら出演者たちからも、SNSで続々と祝福のコメントが寄せられている。 『ゴジラ-1.0』がノミネートされた視覚効果賞は、視覚効果(VFX)を用いた作品に与えられる栄誉で、過去には『スターウォーズ』、『タイタニック』、『アバター』などの映画史を代表する傑作が受賞してきた。山崎貴監督が、映像制作会社「白組」とともにVFXも手掛けており、監督が「視覚効果賞」を受賞したのは、第41回(1969年開催)『2001年宇宙の旅』のスタンリー・キューブリック以来、55年ぶり、史上2人目の受賞監督となった。
2024/03/11