舞台『千と千尋の神隠し』の制作発表会見が29日、都内で行われ、湯婆婆/銭婆を演じる夏木マリが出席。「初演、そして昨年、今回で3度目。個人的には、映画をやらせていただいたのも20年くらい前だと思います。20数年も一つの役をやらせていただけるということは、とっても幸せだなと思っておりますし、本当に頑張らなければいけないなと思っています」と笑顔で話した。 一方で「後輩の俳優たちが『そろそろ湯婆婆役を後輩に譲ってください』ということも言われていて…」とも。それでも「私的には湯婆婆も銭婆も愛おしいのでもうちょっとやらせていただきたいなと思っております」とほほ笑むと「従業員(キャスト)も増えました。しっかり働きますので、どうぞ今回もよろしくお願いいたします」と呼びかけた。 宮崎駿監督の不朽の名作である『千と千尋の神隠し』は、01年の封切り以降、爆発的なヒットを記録し、03年には米国アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞を受賞。その壮大かつ独創的な世界観が日本のみならず世界中で愛され続けてきた。
2024/03/01