昨年12月24日に3年ぶりに開催された、コメディアン・萩本欽一(82)、タレントの香取慎吾(46)による日本テレビ系『欽ちゃん&香取慎吾の第99回全日本仮装大賞』が、2月12日午後7時から2時間にわたって放送されることが12日、発表された。 同大賞は1979年に始まり、今回で99回目を迎える。一般の参加者がアイデアを生かし、ひとつの作品をゼロから一生懸命作り上げ、披露する。前回大会(2020年12月開催、2021年2月放送)はコロナ禍での開催で、無観客収録の中、1人で行う作品と同居する家族だけの作品に制限されたため、通常の開催としては4年ぶり。ファンが待ちに待った大会が復活する。 収録冒頭、1人で登場した萩本は、万雷の拍手が会場中に鳴りやまぬなか「来ました!」とあいさつした。そして「欽ちゃ〜ん!」コールに感極まり、「来てよかった」としみじみ。「3年前にちょっと動けなくなってしまって。でもみんなが、仮装の恋人たちが動いてくれたから」と復活に至る経緯も語った。会場は「欽ちゃんおかえり〜!」の声や、涙ぐむ姿もあり、温かいムードに包まれた。 続けて登場した香取は「来てくれて良かったですよ!」と喜びのコメント。その後「今回、欽ちゃんと一緒に戻って来られて本当にうれしいです」と語った。2人は3年の月日を全く感じさせない、息の合ったコンビネーションで進行をおこない、収録を終えた。