俳優の内田有紀(47)が、7日から放映されるロート製薬のテレビCM「BLOOMIO(ブルーミオ)」誕生篇に出演する。内田が、同社のイメージキャラクターに復帰するのは20年ぶりとなる。 内田は、実家に帰ったような気持ちとなつかしみながら20年ぶりのロート製薬の撮影に臨んだ。数々の撮影を重ねた内田が「通常の撮影ではあり得ない、とても珍しい演技の注文!」と驚いた「ありのままの内田有紀」を演じる。 20年ぶりに、ロート製薬のテレビCMのイメージキャラクターに復帰したが「10 年近くロート製薬の目薬のCM で起用していただいたので、実家に帰ったような気持ちになりました」とコメント。「新たな商品を任せていただいているプレッシャーを感じながらも、こうして年齢を経て、ロート製薬さんのお仕事に帰って来られたことに感謝しております」と感慨深げに語った。 20年間で一番変わったことについて、「準備をすることを徹底するようになりました。」と切り出すと、「今思うと、若い時は本当に未熟で足りなかった」と回顧。「例えば今回の場合では、BLOOMIOという商品の特性を勉強し、私自身が商品への理解と共感がしっかりと馴染んでから現場に立つなど、撮影に向けての準備を重ねていくようになりました」と打ち明けた。 また、変わらないことは「食欲です」と笑顔で即答。「だんだん年齢を重ねると食欲が落ちると聞いていたのですが、落ちないです(笑)。仕事を頑張っているひとつのモチベーションは、全力で仕事に向きあった後に全力で食べること。これは変わりません」と苦笑いしながら告白した。監督から「そのままの内田さんを撮影させていただきたいです」と言われて撮影を迎えた内田は「普段の撮影の中で、自由にしてくださいというオーダーは珍しいことなので、何て幸せな撮影なんだろうと感じました」と充実感をにじませる。「こんな光栄な言葉をいただいたのは初めてだったので、ありのままの自分を出せるよう“準備をしないことを準備しました」と撮影への心構えを打ち明けた。 「自分らしく生きるコツ」については「何か気持ちを乱されるような事があった時でも、落ち込みすぎないことを心がけています。落ち込みすぎると立ち上がるのが大変ですし、中途半端な落ち込み方だとしてもそれはそれで傷が残ります。そんなとき私は自分の取り扱い説明書を持つようにして、自分はここまできたら心が壊れそうというものに関しては、自分が行動を変える、向かっている足先を後ろじゃなくて前に向けるという事を心がけます」と熱弁。「ここ数年、自分の中では落ち込み方が少なくなり、明日に向けての勇気が湧いてきていると思います。視点を変えると一瞬で気持ちを変えられると思うので、自分を信じることですね」と話していた。