お笑い芸人の平野ノラ（44）が5日、都内で行われた大阪王将の新CM発表会に出席した。3年連続でイメージキャラクターを務める俳優の香里奈（39）とともに食レポなどに挑戦した。

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　今回のCMでは、お調子者の“しょうもない”男にフラレてしまう女性を演じ、大阪王将の餃子をアピールしている香里奈。一昨年の大阪弁バージョン、昨年の刑事バージョンに続き、コミカルな演技を見せた。

　発表会の冒頭では、平野がそんな香里奈に扮する偽CMが公開され、平野は「どうも、香里奈です」とあいさつしながら同社代表取締役社長・仲田浩康氏に「CM、お願いしますよ！」と直談判して盛り上げた。

　その後のトークセッションでは、香里奈がCM中で着用した衣装を平野が着て登場。「香里奈を感じて、毛穴が喜んでおります」と独特の表現で喜びを伝えると、隣の香里奈は苦笑いを浮かべていた。

　そんな香里奈を尻目に、平野は「CMはほとんど出たことがないですが、これをデビュー作として、今後はもっと出ていきたい」と意気込み、「香里奈さんとタイアップを取っていきたい」と力強く語る。

　今回のCMの完成度について「うれしい。こんな形ですけど、大好きな餃子と香里奈さんと共演できて」と胸を張りつつ、「私の方だけホラー感がすごい。自主制作感、低予算感が拭い切れていない」と反省も口に。「娘が観たら目を背けると思う。もしかしたら香里奈さんの方を『ママ！』と呼んで、現実逃避するかもしれない。あと3年くらいは寝かせておきたい」と肩を落とした。

　しかし最後には、「これからは女優としてしっかり立ちたい」と前を向き、「餃子と一緒に世界へ羽ばたいていきたい、羽根だけに」と笑顔で宣言した。