今年11月から2ヶ月にわたり東京・東銀座の歌舞伎座で行われる『十三代目市川團十郎白猿襲名披露』の演目が7日、発表され、同日に行われた会見に市川海老蔵(44)、堀越勸玄(9)が出席した。 海老蔵が「十三代目市川團十郎白猿」、海老蔵の長男の勸玄が「八代目市川新之助」を襲名しての初舞台となる。 十一月吉例顔見世大歌舞伎(11月7日〜28日)の昼の部では「外郎売」と「勧進帳」、夜の部では口上と「助六由縁江戸桜」が、十二月大歌舞伎(12月5日〜26日)の昼の部では「押戻し」と「毛抜」、夜の部では口上と「助六由縁江戸桜」が演目となる。いずれも歌舞伎十八番。『十一月吉例顔見世大歌舞伎』で團十郎を襲名する海老蔵は『勧進帳』で武蔵坊弁慶、『助六由縁江戸桜』で花川戸助六実は曽我五郎を、新之助を襲名する勸玄は『外郎売』で外郎売実は曽我五郎、『助六由縁江戸桜』で福山かつぎを務める。
2022/07/07